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飯田裕

歯科インプラント治療のエキスパート

飯田裕(いいだゆたか)

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コラム

<医学博士が解説>その頭痛と肩こり…歯ぎしり、くいしばりが原因かも (口腔外科・顎関節疾患)

口内炎・親知らず・口腔外科疾患

2017年2月25日 / 2018年7月26日更新

1.原因不明の歯痛やしつこい肩こりの正体が・・・

 歯科医院でレントゲン写真をとっても原因不明の歯痛で悩まされている方や、あちこちの歯が同時多発的にしみてしまう症状の患者さんには、虫歯ではなくて歯ぎしり・くいしばりが原因の方が多くおられます。



 また、脳神経外科や神経内科、総合内科で精査しても頭痛の原因が特定できてない方や、偏頭痛の治療を受けても改善しない方の中には、いわゆる顎関節症による側頭部の筋肉痛が原因と思われる患者さんを時々見かけます。
 これらの患者さんの特徴として歯だけでなく、顔面や首回りの症状と肩こりなどを伴っていること、不眠やストレスを訴えることが多いです。

2.強い歯ぎしり・くいしばりの長期的な影響

 歯ぎしり・くいしばりは「寝返り」や「夢を見ること」と同義の無意識に起こる脳の活動でして、”眠りの質”に影響を受けます。睡眠周期と一致して浅い眠りの時間帯に夢を見たり歯ぎしりしますが、ストレスなどを抱えてよく眠れずにいると、いつもより沢山歯ぎしりしたりするようです。誰しも自覚はなくても多少は寝ている間に無意識のうちにくいしばっていると思いますが、起きている時には絶対出せないような破壊的な力で噛みしめるために、常習的にあるいは短期間に集中的にくいしばっていると、歯だけでなくあごを動かしている筋肉やあごの関節に不具合を生じます。耳の周囲や側頭部にもあごを動かす咀嚼筋(そしゃくきん)がありますから、このあたりの頭痛ならば、くいしばりが原因かもしれません。

歯痛

 さらに強いくいしばりは複数の歯の知覚過敏を引き起こしたり、歯肉の低下による歯根の露出や、歯の亀裂やヒビを生じることもあります。(以前に下記の知覚過敏のコラムでも詳しく解説させていただきました)
 結構な頻度でくいしばっている方の場合、長期的には顎関節に変形をきたすなどして口が開きにくくなったり、あご周りの筋肉が発達して四角い顔になるなどその影響は小さくありません。
シュミテクトで治る?!歯がしみる知覚過敏の原因と対策

3.くいしばりの予防にはナイトガードが有効

 治療は私の場合、筋肉をほぐす薬や漢方薬、低反発枕の使用、スプリント療法=いわゆるマウスピース=ナイトガードとも言いますが、就寝時装着しくいしばりをブロックして症状の緩和を図ります。また硬直した筋肉をほぐすには普通のマッサージよりも、カイロプラティック(整体)など東洋医学的アプローチが効果があるようです。起床時にあご周りのだるさや肩こりを感じている方は、歯ぎしり・くいしばりに詳しい歯科医師や口腔外科を受診されてみてはいかがでしょうか?

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