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飯田裕

歯科インプラント治療のエキスパート

飯田裕(いいだゆたか)

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コラム

<歯科医が教える虫歯予防>手軽に虫歯予防 キシリトールガムの効能

口臭ケア,予防,クリーニング

2013年3月25日 / 2018年3月30日更新

1.噛むだけでむし歯予防のキシリトールガム


 コンビニに行くとレジの近くに、必ずガムやキャンディーが陳列されていますね。会計をしている最中でも、ちょうど手を伸ばしやすい場所です。「良く考えられているなあ・・・」と感心しますが、ガムを見ていて驚くのは、その種類の豊富さです。



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 口臭予防や虫歯予防、眠気覚ましなど実に色々な機能が付与されたガムがあるもんです。その中でもキシリトールガムは結構古株で、私の記憶が正しければ、15年ぐらい前からあるはずです。皆さんもTVのCMを見たことがあったり、実際に食べたことがあるかもしれません。食べたことがあっても、その効能・効果をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
 また、以前にキシリトール入りガムに関するYahoo知恵袋のご質問、
「キシリトール入りのガムを食べるとお腹がゴロゴロします」に専門家として回答させていただきました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1178534211       

これらを踏まえて副作用についても解説させていただきます。


2.キシリトールの効能・効果


 キシリトールはむし歯予防に効果的といわれますが、
 1)むし歯の原因菌に栄養として利用されにくく、増殖を抑制する。
 2)清涼感のある甘さが唾液分泌を増やす。

などの作用により予防効果を発揮します。

 むし歯とは、ミュータンス菌に代表されるむし歯の原因菌が酸を産生し、歯が溶け出す現象です。

 菌は糖分などの栄養を分解して酸を作り出しますが、キシリトールでは酸が作られません。
 しかも、ミュータンス菌の体内に取り込まれると、菌自体が持っているエネルギーを放出させてしまうので、力が弱って次第に菌の数が減っていくことになります。
 キシリトールを長期間(1日3回で3ヶ月)継続して摂ると、歯垢をすみかとするむし歯菌は減少、同時に活力を失っていき、歯垢が歯面からはがれやすくなることも知られています。

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 上手に使えば効果的ですが「過ぎたるは及ばざるがごとし」でして、お腹がゆるくなることもありますのでとり過ぎは禁物です(上記の知恵袋Q&Aをご参照ください)。キシリトールは他の代用甘味料と同様に、腸内で水分を引き込む性質がございます。つまり下剤と同じような働きがあるのです。食事の内容や水分の摂取量、腸の長さなどにより、人によっては少量でもゆるくなる場合がございます。通常はキャンディーやガムから摂取する程度の量であれば安全だと思われますが、「一度に大量(30~40 g)に摂ると浸透性下痢や腹部不快感が起こる可能性がある」とされています。

 また、長期に多量摂取した場合の危険性についてや、妊娠中・授乳中に大量に摂取した場合の安全性については、十分なデータがなく注意が必要です。
 ガムなどで少量づつ摂取すれば、多少の虫歯予防効果が期待できるため、摂取量に気をつけて召し上がってください。



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  市販のガムの中にはキシリトール100%でないものも多く、他の代用甘味料が併用されている物も多いので、個人的には歯科医院などで販売されているキシリトール100%のものをお勧めいたします。


つくば・土浦の歯科・口腔外科/インプラント治療の専門医
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