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神田紀久男

終活や死後事務委任契約に関わるコーディネートのプロ

神田紀久男(かんだきくお) / 終活カウンセラー

株式会社 イフケア北九州

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コラム

死後事務委任に向けて~終活のすすめ~

2021年1月4日 公開 / 2021年2月19日更新

テーマ:死後事務委任契約

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 遺品整理エンディングノート遺言書 書き方


明けましておめでとうございます。昨年は、コロナ禍において、終活セミナー・講座が中止・延期となる中で、当サイト「マイベストプロ」に登録させてもらい、それまで以上に、私の思っていることなどを多くの方に伝える場を得られ、本当に良かったと思っております。
昨年の活動の振り返り、反省と今年のやるべきことを考えましたので、今日はそのことをお伝えしたい思います。
終活講座・セミナー・相談会などに、参加される方で、「亡くなった後のこと」を聞きたいと参加される方は多いと感じております。葬儀・お墓のことに関することはより多く質問をもらうことが多いしたくさんのことを伝えることが出来たと思います。
そして、「自分らしい葬儀・供養」の実現できそうだと、安心してお帰りになる方が多くいらっしゃいます。
しかしながら、多くの方が、「自分らしい葬儀・供養」が実現できるかどうかは、わからないままの方が多いのではないかと感じます。
何故ならば、「実現するための方策」がないからです。講座・セミナーの中では、生きている間のお困りごとについて、病気・認知症・お金のこともお話をしています。これらは、死後に関わることを実現するために、越えていかねばならない過程の話です。この過程において手順を踏んでいかないと、死後事務までには到達できないわけです。そのために、死に至るまでに、通る道において、リスク対策を講じて、最後まで「こうすれば自分らしくあり続けることができる」という道筋を立てることが必要なのだと思います。。
死後事務委任についての関心は、これからも増えていくものと予想しております。特に「おひとり様」で暮らしている方にとっては、必須事項であるようと考えます。
ただ、おひとり様は、現在、「自由気ままで良い暮らし・他人に迷惑をかけることもない」と考えていらっしゃるはずですが、これからの暮らしの中で、体が不自由になったり、認知症になった時に、誰らの世話にならねばならない、ましては、亡くなったしまった後は、誰かに手間をかけさせることになることを想像すると、今までの暮らしぶりとのギャップに戸惑われ、ストレスを感じているのではないかということを感じます。
このストレスを如何に減らしていくのか。または、誰かの世話になったり、手間をかけさせるのであれば、この手間や世話を如何に少なくしておくかを考えていくことが、ストレス軽減にもつながるのではないかと考えます。
これからの終活講座・セミナーは、このような視点に立って、世話になるければ、それを軽減させることが実現し、今のライフスタイルにどの位近づけることができるのか。そのことを理解していただけるようなものにしていきたいと思います。
1月から、北九州市民カレッジ講座がスタートします。
良い講座になるように、努力していきたいと思います。

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