耐力壁の配置について⑤~外国人建築家の指摘
グループBは壁(耐力壁)のことですが、
2では壁を釣り合いよく配置すること
2aは壁の量について1階の壁が2階の壁よりも少なくならないこと
2bは2階の壁の下に1階の壁があるように、すなわち直下率のこと
つまり、各階、東西南北に同じぐらいの壁を配置し、その配置した壁が1,2階で同じ位置、壁がつながったように配置することということになります。
2aはおそらく総2階の建物として2階を支える1階に壁を多く配置することと思われます。2階が1階よりも面積が何割も少なければ、2階の壁が少ないのは当たり前だからです。
2bは②のおわりに書いた「直下率」のことです。平面図上で1,2階の耐力壁が上下に配置すること、つまり直下率を上げることと同じです。
2000年改正の壁のバランスの計算は各階だけの計算で1階と2階の壁が上下でどのような関係になっているか考えられていません。それを計算するのが直下率なのです。今回の改正では直下率の計算はありませんでしたが、この前提条件では考えないといけないことになっています。
7につぃては、腰壁、垂れ壁、袖壁などの壁を雑壁と言いますが、耐力壁にはならないけれどこのような雑壁も強度は0ではないためあれば耐震力が高くなります。この雑壁は今回の改正で条件を満たせば準耐力壁として計算されるようになりました。
次回は、『耐力壁の配置について⑩~前提条件の内容その3床(水平構面)』です。
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