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コラム

続 聴竹居を訪ねて⑧~真壁の美しさ

四方山話

2017年10月6日

聴竹居を見ていると改めて真壁の良さを感じました。

真壁とは柱を出した壁、柱が見えない壁は大壁と言います。簡単に言うと和室の壁が真壁、洋室の壁が大壁です。聴竹居は土壁を使っていますから真壁になるのは当たり前と言えば当たり前ですが、聴竹居の柱の垂直と鴨居などの水平が組み合った室内を見るとなんとなく安心するのは私だけでしょうか。

10年程前に知り合いの職人が、私の事務所の近くで工事があり見に行ったことがあります。その家は大手住宅メーカーの家ですが、もちろん全て大壁で、窓枠も下だけで三方は壁紙を巻き込んでありました。また、壁から天井まで同じ壁紙、天井の見切りもありません。室内のラインは、床と壁の境だけ、私にはのっぺりしてシマリがない家にしか見えませんでした。

ところが、最近の雑誌を見ると、同じ様な仕上げがたくさんあります。一年ぐらい前にデザイン住宅の建築士の本を読んだのですが、その本に出ていた実例の写真も同じ様な仕上げでした。



どうもメーカーも上記のデザインを売りにする建築士も外観のデザインに対してエネルギーを使いますが、室内はその10分の1ぐらいしか使っていないのではないでしょうか?

窓枠や見切りなどがないことをコストダウンと言う言葉で片づけているようにしか思えないのは私だけでしょうか?

聴竹居の建具や枠をラインとして室内を切り取るデザインは人の視線を意識しています。それが、美しさ、心地よさにつながっていると思います。

次回は、「続 聴竹居を訪ねて⑨~視線」です。

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