水(水蒸気)の影響を排除しろ④~水を閉じ込める作り方
基礎パッキンとは、基礎コンクリートと土台の間に樹脂製の材料を挟み、通気を確保する工事です。床断熱している場合のことで基礎断熱の場合は当てはまりません。床断熱している現場では、ほとんど基礎パッキンで床下の通気を確保しています。
基礎パッキンは、わずか2センチほどの隙間が同じ高さに開いている換気口なので、1階の床を先に張ってしまうと、雨水が床下に入ってもあとから乾くことは難しく時間がかかると思います。時間がかかると床材などが湿気を吸収して、結露しカビが発生するかもしれません。
基礎パッキンでは床下に水分があれば乾きにくいので、東西南北に一カ所ずつでも基礎の中央に換気口を付ける方が良いのではと私は思っています。
このコラムは冒頭に書いたように床断熱で基礎パッキンを使用する場合のことですが、基礎断熱の場合は床下は室内と同じ環境にするので、工事中に床下に水を入れるなどもってのほか、絶対にダメです。基礎断熱で床を上棟の前に張るのなら、雨が入らなくなるまで床下に水を入れてはいけません。入ったら完全乾燥するまで、工事は進めないことです。
また、コラム「最近の家のつくり方⑤」に書いたように最近は早く工事を終わるためか基礎コンクリートを打設してから、床を張る工事までの期間が短くなっています。コンクリートは十分乾いていません。このことはあまり言われませんが、気密するのでしたら大事なことと思います。コンクリートは一か月で80%ほど乾燥し、完全乾燥には一年かかるといわれています。
話は少し変わりますが、基礎パッキンのカタログでは基礎に空気がまんべんなく通るよう絵がありますが、住宅の中央部は周辺部に比べて空気の速度は遅くなります。もしも雨水が入れば、中央部はさらに乾きにくくなると思います。
次回は、『水(水蒸気)の影響を排除しろ⑥~壁パネルは』です。
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