歯ぎしりや肩こりなど・ついつい『力んでしまう』力み解消の漢方的養生とは?
みなさん、自分の『心の疲れ』って気がついていますか?
意外と自分の『心の疲れのサイン』って 気が付かないものですよね。
頑張りすぎたり、テンションが高すぎたり、仕事などに熱中しすぎてアドレナリンが出すぎてしまって明らかなオーバーワークでカラダもヘロヘロ
どう見てもカラダが疲労困憊な状態なのにまったく自分が疲れていることに気が繋い人っていますよね。
それと同じように『心の弱り』にも気が付かない人が結構います。
ある意味、肉体疲労以上に『心の疲れ』は目に見えないし
『気のせい』とか
『気合が足りない』とか言われてしまったり、自分でそう思い込んでしまって気が付かないことがかなり多いと思います。
僕自身もどちらかといえば『心の疲れ』には鈍感な方なので、僕なりに心の疲れってどんなサインが表れるか?
ちょっと考えてみたので、まずはこちらをチェックしてみてください。
3つ以上当てはまる方は【心の疲れのサイン】かもしれません。
【心の疲れチェックリスト】
・やる気がなく何をするのもおっくう ・集中力が低下気味で勉強や仕事や家事が手に付かない・朝起きるのが辛い ・カラダが重だるい ・いつも眠くて仕方ない・胃腸の調子が悪い・食欲がない、食べたくない・神経疲労、ストレス疲労を感じる ・最近なんとなく怒りっぽくなった・眠りが浅い・寝付きが悪い・夢をよく見る・人間関係が上手くいかない・いつも気が張っている感じがする・物忘れが増えた・頭が重く、肩がこる
このように心の疲れはメンタル不調だけじゃありません。
イライラしたり、クヨクヨしたり、涙もろくなったりするようだとまだわかりやすいですが、心の不調だとはなかなか気が付きません。
では心の疲れでなぜこれほど色々な不調が起こるのでしょうか?
理由はシンプルで生理学的に考えると心の不調は自律神経の乱れを引き起こします。カラダのコントローラーである自律神経が乱れてしまえば様々な不調が起こります。
漢方的には心の疲れは『気』を消耗させたり、巡りを悪くすると考えます。
気というものは漢方では体中のものを巡らせたり、生きるためのエネルギー源となったり、外からやって来る邪気から身を守ってくれるものであったり、様々な働きを持っていると考えます。
ではこの『気』、僕らはどんなときに使うでしょうか?
体力を消耗したときでしょうか?
違いますよね。
『いよ〜気を使ったよ』っていう時はだいたいストレスフルな状態の時ですよね。
心が疲れている時はかなりこの『気』を消耗しており、きちんと回らなくなります。
なので『心の疲れ』の回復方法は自律神経を整える養生、漢方的には『気』を増やし、巡らせる養生が大切だと考えます。
もしみなさんが『心の疲れ』のサインに気がついたら
☆睡眠☆休息☆軽い運動☆深呼吸☆自然に触れる☆動物や好きな人との触れ合い☆スポーツ観戦 ☆カラオケ☆映画館で映画鑑賞☆ 何ごとも『ゆっくり』を意識する
など、今の自分の気分や体調で行って
『楽しい』
と感じること、リラックスできることを選んでやってみましょう。
何が心身の休息になるかは
『その人次第』『その時次第』
いろいろ試しながら今の自分の心身の癒やしになることを探してみましょうね。
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