こんな不調も『鼻』が原因?鼻呼吸できる!快適な鼻を維持するための養生とは?
どうも!
今朝、鼻毛に関するツィートをしたのですが、気になったのでバカボンのパパの鼻の下の毛は「鼻毛なのか?」という積年の疑問に終止符を打つべく、ググってみたら
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赤塚不二夫先生公認サイトで
「あれはヒゲで鼻毛ではないのだ」と記載されており
「バカボンのパパは人類の進化系」だと思っていた考えが粉々になりました(笑)
さわたや薬房の早川です。
ちなみに、なぜ鼻毛が長いと人類の進化系なのか?は今日のコラムを読んでくださればわかると思います(笑)
鼻毛と言うとみなさん嫌がる物の一つだと思います。
確かに鼻から鼻毛が飛びてているのは見ている方もあまり良い気持ちはしませんよね。
鼻毛の処理を人類が始めたのがいつ頃なのか?定かではありませんが髪の毛を整えるようにかなり昔から処理はされていたようですね。
体毛の処理なども今ほど几帳面でないにしてもかなり歴史はあると思います。
体毛や鼻毛は女性を中心に見た目の美しさのために敬遠されていますが、大切な役割があります。
体毛には
・体温維持
・動物の毛のようなクッション的役割
・肌より先に触れるため感覚器官的役割
などがあると言われています。
現代人は衣服や生活習慣の変化でこの3つに関してはあまり必要が無くなったので体毛はどんどん少なくなっていると思います。
今は脱毛やムダ毛の処理が男性も女性も一般的なので
「カラダに元々あるもので当然役割も必要性もあるから養生のためにムダ毛処理はするな!」というような養生はナンセンスですよね。
フサフサにする必要は当然ありませんが、過度のお手入れにも気をつけたいですね。
中医学では体毛も含む「皮毛」を過度に痛めると皮毛を主る「肺」を弱らせ、体のバリア機能低下につながると言われております。
見た目ももちろん大切なのでムダ毛の処理も適度にしてバランスをとっておきましょうね。
鼻毛に関しては体毛以上に今とっても大切だと言えます。
鼻毛はその役割として「天然の防塵フィルター」「カラダに備わっているマスク」と言えるような働きがあります。
鼻毛は鼻粘膜からでる粘液と協力して鼻から体内に入ろうとする様々な異物、細菌や花粉、ゴミやチリ、そしてウイルスなども粘液と鼻毛で絡め取り体内に行かないようにします。
それを鼻水としてそとに出したり、鼻くそのような状態で出したり、後鼻漏と言って喉から胃に流して胃酸で退治するなどの役割があるのです。
なので、今こそ「鼻毛」がとっても大切な時期なのです。
☆鼻毛は抜かずにカッターやハサミでお手入れを
鼻毛のお手入れで注意してほしいことがあります。
それは「抜かない」ということです。
鼻毛は無理に抜いてしまうと毛穴が炎症を起こしてしまうこともあります。
また、無理に引き抜くことで傷がつき、そこから細菌感染をして可能したりしておできになってしまうこともあります。
なので、鼻毛のお手入れは市販のカッターや先が丸くなっているような鼻毛のお手入れ専用のハサミなどを使うと良いでしょう。
鼻毛はホコリの多いところなどで仕事をしたりしていると伸びも早いと言われています。
カラダが環境に対応するように反応してくれているのでしょうか?
もし「最近鼻毛ののびが早いな・・・」
という方がいらっしゃったらその方のカラダはウイルス予防のために行動してくれているのかもしれませんので、大切にお手入れしてあげてくださいね。
☆鼻くそをほじるのにも注意を
鼻つながりでご注意いただきたいのが「鼻くそをほじる」ことです。
大人も子供もついつい鼻をいじってしまうことがあると思います。
特に小さいお子様はもともとアレルギーが多いこともありますし、外でホコリにまみれることも多く鼻くそができやすい状態です。
どうしてもそれを取りたくで鼻をいじってしまうことがあると思いますが、実は鼻のなかをいじってしまうことは風邪などの感染症の大きな原因の一つと言われています。
鼻のなかをいじる時、当然子供は指を使います。
今も新型コロナウイルスの感染防止で、顔などを指で直接触れると粘膜より感染するので注意をするように言われています。
昔「青っ洟を垂らしたハナタレ小僧」が多かった、なんて話を聴いたことがある方も多いと思います。その鼻水を服の袖で拭くので袖がカピカピになった
なんて事を言う、僕らの親世代、団塊の世代ぐらいの方は言っていたおもいますが
この「緑や黄色のドロッとした鼻水」
が鼻を汚い手でほじってそこから傷が付き、細菌感染をしておこった「蓄膿症」(ちくのうしょう)の鼻水なのです。
なので、お子様はもちろんですが、大人の方でも結構鼻の中を触る方が多いと思いますので、ティッシュでキレイにしたりするなどして鼻の中を傷つけないようにしましょう。
☆日本人は鼻が弱い
ちなみに今は蓄膿症というよりは慢性の副鼻腔炎の方が多く、以前NHKの「ガッテン」で放送されていた内容では
「慢性副鼻腔炎は予備軍合わせると約1億人いる」と言われています。
それぐらい日本人は昔から鼻が弱い民族なのです。その理由は日本の海に囲まれた海洋性気候などの気候的な条件
花粉症の増加
四季があるだけに気温や気候変動が激しい
などがあげられますが、それに加えて日本人は色々な鼻の方がいます。
鼻の穴の大小、穴が上を向いていたり、鼻ぺちゃのタイプもいればワシっ鼻と言われるようん欧米人のような鼻筋が長いタイプもいます。
日本人が鼻が悪い人が多いと言われる理由はこの色々な鼻があることも大きいと思います。
熱帯や気温が常に暑い国多い、熱い空気を吸い込むための、鼻の穴が大きく鼻筋が短い鼻の人もいれば
寒い国に多い、冷たい空気を体内に取り込むために鼻の穴が小さめで空気を温めるために鼻筋が長いような鼻もいます。
四季で気候も変わり、鼻の形も様々な日本人は特に鼻を大切にしないと行けないのかもしれませんね。
ぜひ皆さんも、ウイルスから身を守るための大切な手段の一つ、鼻のお手入れを「鼻毛のお手入れ」「鼻の中を触らない」などでしっかりと行って予防しましょうね。
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