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カラダも環境も加湿&加温〜新型コロナウイルスに負けない体作り・決定版

早川弘太

早川弘太

テーマ:新型コロナウイルス対策

みなさんこんにちわ。

最近のマンションやアパートの名前にはどうして
『ヴ』
という字がつく物件が多いのかな?

という疑問が頭から離れない、さわたや薬房の早川です。

今日のタイトル写真は見ていて気分が良くなるような、僕の地元山梨県の一番の自慢でもある『桃の花』にしてみました。


さて、新型コロナウイルスに関しては様々な対策がテレビやラジオ、新聞でも特集されておりますが、SNSなどでは『ウソ!?』と驚くような怪しげな予防法も流されております。

本当に正しい予防法を皆様にお伝えすることが大事だと痛感しています。

今回は、やはり皆さんが今、一番正しい情報を知りたいことだと思いますので、今まで何回かに分けてお届けしてきた

『新型コロナウイルス対策』のまとめ版

『カラダも環境も加湿&加温〜新型コロナウイルスに負けない体作り決定版』としてお伝えしたいと思います。

※新型コロナウイルスの情報はぜひ一番間違いなく事実を連絡してくれる厚生労働省のHPから取得しましょう。客観的に事実だけを伝えてくれています。
個人の主観や感想を参考にするのは良いですが、ぜひ正しい情報を正しく理解して正しい判断をしましょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokunaihassei

☆まずは自然治癒力を低下させない
まず一番大切なのがこれですよね。

・疲れをためない(無理しない)
・暴飲暴食で胃腸機能を低下させない
 →消化吸収にエネルギーを使い疲労回復のマイナスに、疲れに繋がり体力低下
・睡眠不足をしない
→カラダのバッテリーをしっかり充電

この3つがなんと言っても基本です。

これからお伝えすることをいくらやっても、この3つができていないとまったく意味がありません。

ので、この3つをしっかり注意するということを基本に、これから新型コロナウイルスの予防法をご紹介したいと思います。

あ、今回ご紹介する内容はすでに他のコラムでご紹介している物も含まれています。

『それ、前も見たよ〜』という方もいるかも知れませんが、ご容赦ください。同じことでも繰り返し、繰り返し、大事なことは伝えないといけないと思いますし、始めて見てくれる方もいらっしゃると思いますので、よろしくお願い致します。

☆ウイルスの特徴〜彼(かれ)を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず

戦に勝つには相手のことをしっかり分析しないといけませんよね。新型コロナウイルスが恐れらえているのはなぜでしょう?

それは『よくわからないから』です。
僕らは知らないものに恐怖を感じます。

わからないなりにも現段階で間違いなくわかっていることがあります。
それは新型コロナウイルスは『ウイルス』だ、ということです。

ウイルスという存在の特性を知ることがまずは予防につながると思います。

・低温乾燥が好き
冬場に大流行する風邪系のウイルスが大好きな環境は『低温と乾燥』です。新型コロナウイルスは気温が上がってもインフルエンザのように減らないという見解が出ておりますが、低温&乾燥が好きなことは間違いないと思います。

少しでもウイルスが好きな環境を作らないことは大切でしょう。

なので、冬に流行る病気はウイルスが多いですよね。夏や亜熱帯のような環境で流行るウイルスももちろんありますが、風邪、インフルエンザ、食中毒でも冬は『ノロウイルス』です。バイキンが繁殖してお腹をこわす夏の食中毒とは違うのです。

今ちょっと出てきた細菌ですが、この細菌はウイルスとは逆に暖かくてジメジメした気候のほうが増えやすいとされています。

なので、カラダも住環境もまずはウイルスが嫌いな状態にすればよいです。

まずは、部屋の環境ですがすでに皆さんやってますが、基本は

『加湿、加温』です。
適度な温度でしっかり加湿を行って環境と整えましょう。

ちなみにインフルエンザなどのウイルスは亜熱帯のようなところでは雨季に流行することが多く、湿度が高すぎても行けないのですが、今の時期、普通の加湿器などではそこまでの湿度になることはないので、やはりしっかりと加湿をすることが大切です。

1つの目安としてはインフルエンザ予防の目安になっている湿度50〜60%、室温18℃〜22℃ぐらいを目処にすると良いでしょう。

そして次はカラダの加湿加温です。

☆ウイルス対策の水分補給は『量』より『回数』

まずはカラダも適度な水分をこまめに補給して起きましょう。くれぐれもがぶ飲みでなく少しづつ飲むようにしてください。

この時期の水分摂取は『量』でなく『回数』です。

脱水予防の水分補給ではないので、くれぐれもガブガブ飲んだり
『1日〇〇リットル飲まなくちゃ!』でなく、粘膜に湿り気を与える意味での水分補給ですから温かいものを少量ずつゆっくり唾液に混ぜながら飲みましょう。

☆中医学的食養生は『肺』を養う食材を活用

中医学でも肺は乾燥を嫌い、肺を養う食べ物はカラダに潤いを与える物やちょっと辛味のあるものが薬膳でも良いとされています。

白菜、だいこん、きゃべつ 白ごま ネギ(根の方) かぶ じゃがいも 玉ねぎ りんご いんげん豆 などが潤すもの

しそ、しょうが、にんにく、みょうが、わさび からし、コショウ、山椒、唐辛子などの辛味系の物は辛味で呼吸が活発になり機能が高まると考えられていますので、まだまだ寒い日もあるのでお鍋にちょっと辛味を入れて食べるのが良いでしょう。

辛味に関しては激辛にはしないで、本当に少しにしましょう。激辛は逆に肺を痛めたり、過度の発汗でカラダを冷やす原因になります。

まずはウイルスという存在の特性を考えて、カラダも部屋も『加湿、加温』をしていきましょう。


☆良い血流がすべて

カラダの加湿・加温の為にも冷やさないことが大事。季節のかわり目で春物を切る時期はカラダが冷えやすくなる。

カラダを冷やす=血流が悪くなる=皮膚や粘膜に潤いがいかなくなる・体温の低下&免疫力の低下につながるので、春だからこそカラダを冷やさない工夫が大事。

◆基本の冷え対策

服装は3首(首・手首・足首)+女性の方はお尻を冷やさない(子宮や卵巣の血流が悪くなり婦人科トラブルなども起きて体力低下に)

冷たい物を取りすぎない

食事面では先程も出てきなお鍋などの温かいものを取りましょう。


☆ウイルスとの最前線・粘膜を弱らせないためには

先程、血流が悪くなると粘膜を弱らせると言いましたが、これが結構ポイントです。

ウイルスってどっからカラダに入ってきますか?

そう、喉、鼻、目などの『粘膜』

ですよね。

血流の低下はウイルスのカラダの侵入口である粘膜を弱らせます。

理由は粘膜をおおって守ってくれている『粘液』は粘膜にある毛細血管から滲み出てくるので、血流が悪くなると毛細血管からしっかりと粘液がでなくなり、粘膜がむき出しになり、感染しやすくなるのです。

血流を良くすることは、先程の衣服と飲食に加えて適度な運動が大事ですよね。屋外での活動は密室にいるよりも感染など考えると良いとされていますから、温かい時間帯に筋力を増やす簡単なストレッチや筋トレ、ウォーキングなどをすると運動による血流改善と筋肉がつくことにより低体温の予防になるのでおすすめです。


☆おすすめの入浴法はHSPを高める入浴法

冷え性対策と免疫力アップのためのおすすめがやっぱり入浴です。
中でもおすすめなのが何度がご紹介してHSP=ヒートショックプロテインを増やす入浴法です。

超簡単な方法は40℃のお風呂に約20分ほど入浴すると体温が1.5℃〜2℃ほどあがり、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質であるHSPが活性化されるのです。

注意点は、もともと平熱が低い人が、いきなり38度まで体温を上げるのは難しいですし、身体にも余計な負担がかかってしまいます。

ですからまずは自分の平熱を知り、平熱プラス1.5度アップを目差しましょう。

それから入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことも忘れずに。
お湯の温度は、40℃くらいに設定。温度を上げすぎるのはNGです。
この状態で、湯船に10分ほどつかっていると、自然に体温は1度ほど上昇します。そしてこのままさらに10分ほど入浴すればOKです。
正確にやるのであれば、体温が1.5度ほど高くなっていることを、舌下温(舌の下に体温計を入れて計測)で確認して終了です。
入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないことも大切です。
この後体温は自然に下がっていき、増加したヒートショックプロテインは1週間ほど体内に残り、その力を発揮します。ヒートショックプロテインのパワーがピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、週に2回の割合で大丈夫でしょう。
毎日やりすぎると温度にカラダが慣れてしまってHSPが活性化されにくくなります。
また、持病のある方、高齢の方、入浴がもともと苦手な方はこの入浴法は避けてください。先程お伝えしたような別の方法もたくあんありますから自分の体調にあわせて無理がないような対策をしましょう。
『予防のために!』と無理して体調を崩してしまったら、何を目的でやってるかわからなくなってしまいますよね。
くれぐれもご自分の体調と体質に合わせた対策で安全に行ってくださいね。



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早川弘太
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早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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