新年だからこそ注意したい『食養生』の大切さ【山梨 漢方 沢田屋薬局】
毎回カラダにとってプラスのこと、いわゆる『養生法』を色々ご紹介していますが、今回はその反対「不養生』についてお届けしたいと思います。
というのも、1月21日の山梨日日新聞の紙面にこんなことが書いてあったからです。
※以下1月21日山梨日日新聞紙面より引用
人生は不健康な事もしなければならない
「老いの希望論」森村誠一
健康であってこそ人生の楽しみがある。
多くの人が共通して『健康』を願い、『健康』を心がけている。
しかし知識が増えれば増えるほど『これはやめたほうがいい』『こうしたほうが良い』と食べ物選びから暮らし方まで、ルールが増えて窮屈になってくる。
そんな窮屈な生活で長生きしてもしかたないじゃないか。
当然そういう疑問も湧いてくる。
充実した人生を送るために健康が大切なのであって、健康のために人生があるわけでない。(小説家 阿川大樹)
という内容です。
大前提としてお酒やタバコはもちろん、お菓子などの甘い物、脂っこいもの、味の濃いものは取りすぎるとカラダにとってマイナスです。
取りすぎることで病気の原因になります。
だからといって外食産業の方が不養生の片棒をかついでいるわけではありません。
外食やいわゆる「美味しい物」を食べる行為は栄養学的に言ったらマイナスのところがありますが、みんなで美味しく、楽しく食べたり飲んだりすることは人生を彩るある意味「心の養生」には繋がります。
なので
「健康!!健康!!また健康!!健康のためなら死んでもいい!!!」
なんて事にならないように、先ほどご紹介した文章にもあるように、健康というのは何かをする手段であって目的では無いことがほとんどです。
あまりストイックに窮屈になりすぎないようにしましょうね。
例えば、たくさん食べすぎた次の日は食事を控える
食べ過ぎたからしっかり運動する
などマイナスのあとはプラスの養生をすればよいのです。
「あれダメ!!」「これダメ!!」では楽しくないですもんね。
ここで大事なのが「バランス」です。
先ほどの「心の養生」にばかり傾いてしまうとカラダが弱ってしまいます。
逆に「カラダの養生」にばかり傾くと場合によっては「心の養生」が足りずストレスフルになってしまうと思います。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し
どちらも大事なことなのでバランス良く人生を楽しみましょうね。
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