塩分は命の源~夏こそ知りたい正しい『塩』の知識~山梨 漢方 沢田屋薬局~
このコラムを書いているのが1月17日、いよいよ明日はセンター試験!
受験生の皆さんが頑張った成果が100%出せるようにするための食養生をご紹介したいと思います。
受験生のオススメの養生法
スポーツ選手にも言えることですが練習でどれだけよい結果をだしても本番でのパフォーマンスができなければすごくもったいないですよね。
そのためにも当日をどれだけ良い心身の状態で迎えられるかがポイント。
食養生の前にお伝えしたいのが生活習慣。
生活習慣でもっとも大切なのが【睡眠】です。
一番大切なのは【睡眠】
睡眠不足はもっとも脳の働きを低下させます。一説には睡眠不足は二日酔いと同じぐらい脳のパフォーマンスを低下させると言われていますので、試験前夜は
「寝ずに勉強して頭に叩き込む!」
が一番NG!
朝しっかり起きれるように11時には睡眠をとり、頭スッキリの状態で当日を迎えましょうね。
睡眠は頑張った脳が唯一休むことが出来る時間。大事な試験前にしっかり脳に休息を与えてあげてくださいね。
エナジードリンク&カフェイン摂取にはご注意を!
間違ってもエナジードリンクなどで眠気を紛らわせて脳と体に無理させることはやめてくださいね!逆効果ですよ〜
知らずにカフェイン入のドリンクを差し入れしたりしないように注意しましょうね。
「無理をしろ」って言っているようなものですよ〜
そして朝起きる時間も大切です。
起きる時間は諸説ありますが9時から試験スタートだったら遅くても7時には起きておくと試験開始時にしっかり脳が活動しやすくなります。試験スタートの2〜3時間前にも起きるようにしましょう。
睡眠不足は漢方でも「気」を消耗させたり「気」の停滞を生みやすくなります。
気の消耗は疲労に、気の停滞はイライラや余計な不安感などメンタルの不調にも繋がりますからとにかくしっかり寝てくださいね。
そして食事編
「試験にカツ!!!」
ということで「今夜はトンカツよ!」なんてお家もあると思いますが、本当は胃に負担がかからない消化のよいさっぱりしたものがオススメ。
水炊き鍋やシンプルな和食がおすすめですがお肉を食べることも体の元気を補うので良いことですが、とんかつを食べるのであればオススメは
「煮カツ」
トンカツ食べるなら煮カツがおすすめ
いわゆるカツ丼の上の状態のように玉ねぎなどの野菜と煮込んで卵でとじる状態にすると柔らかくなり野菜も火が通った状態になるのでおすすめです。
そして最もオススメが「お米」
そう、白米です。
受験生にはお米が最高!
白米は薬膳的にも「気」を補うと言われており受験に必要な気を補ってくれます。
「気」という感じの旧字体をご存知でしょうか?
「氣」と書きますが、中が「米」と言う字なんですね〜
ここからも昔から米が気を養う(漢方的には補気)と言われる所以の一つです。
ぜひ受験前の夕ご飯、朝ごはん、お弁当はおにぎりなどのお米をしっかり食べましょうね。
栄養学的のもお米は【脳のエネルギー源】糖質の補給が効率的に出来る食品。
受験で消耗した脳にしっかり栄養を与えてくれるのでぜひお米をしっかり食べてくださいね!!!
注意したい食品もあります。
加工食品のとりすぎや、ファストフード、コンビニ弁当等はビタミン・ミネラルが不足しやすくなります。
ビタミンやミネラル不足は脳の情報を伝える働きが低下してしまい、イライラしたり集中力が低下しますからとりすぎに注意しましょうね。
受験生の皆さん!みなさんが頑張っている姿はしっかり家族は見てくれています。
受験生を家族が応援できることは唯一、元気に試験を受けれる体調にしてあげることぐらいです。
みんなで応援していますから頑張ってくださいね!
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