実は「涙」も素晴らしい養生に〜涙の力とは？
10連休という未だかつてない大型の連休も終わりちょうど一段落、という方も多いと思います。
そんなゴールデンウィーク中も話題に上がっていたのが「あおり運転」です。
近年非常に問題になっている問題で、非常に悲しい事故も実際起きております。
運転中の事故は誰でも被害者、加害者になりうる可能性がありますが、最近ではテレビを見ていたら
『踏切が開かなくて頭に来て遮断器を切り落とした』
などというちょっと信じられないような事件もありましたし、多くの場合
「自分の前に割り込まれた」
「急ブレーキをかけた」
など本当に些細なことが発端となっています。
覚えている方も多いと思いますが、数年前に女性の議員さんが秘書にものすごい剣幕で暴言を吐いて問題になったこともありましたが、このように感情に歯止めが効かないことが近年大きな問題となっています。
中医学では古来より怒りなどの感情と体調はつながっている、と考えています。
今回は「あおり運転」などの加害者にならないためはもちろんですが、日常生活に役立つ『アンガーマネジメント』『感情コントロール法』や『イライラ防止法』をご紹介したいと思います。
☆過度な怒りは心と体の不調のサイン
煽り運転や突然キレて言葉の暴力、実際の暴力にさらされる危険性は僕らの日常にいつもはらんでいます。
あおり運転に関してはドライブレコーダーなどはその抑止力になる可能性があるので今後常備されるかもしれませんが、本来ならそんなものを付けなくても良い社会が理想ですし、抑止力にはなりますが、あおり運転をしてしまう病的な心身状態の改善につながるものではありません。
それだけ実は社会が病んでいるとともに、体調の悪い方が多いのかな？と感じます。
立場を利用して怒り狂う『カスタマーハラスメント』
また、僕のお店では本当にありがたいことですが、そのようなお客様が全くいらっしゃらず感謝しておりますが『モンスターカスタマー』などと言われる悪質なクレームを付けてお店の方や取引先の方を土下座させたり、取引先やお店の方に向かって罵声や怒声を浴びせることも大きな問題になっています。
これは言いやすい立場を利用してストレスを解消する『カスタマーハラスメント』と言われてこちらもあおり運転同様に社会問題化しております。
イライラなどの精神症状はカラダが弱っている『未病』のサインです。性格や気質も関係ありますが、カラダが弱っているサインなので早めにお手入れをして体調を整えることが大切です。
精神科や心療内科に行くことも選択肢の一つですが、漢方で体調を整えるという選択肢もありますので『最近なんかイライラする』という方はぜひご相談ください。
次回もイライラ対策についてお届けします。
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