インフルエンザ&風邪予防にヨーグルト??【山梨 漢方 さわたや】
インフルエンザ予防・治療と予防は違います
インフルエンザの流行が収まる気配がありませんね。。。
今年は患者数の記録を更新しており、今後も注意が必要です。
先日とあるテレビ番組を見ていたら『おや?』と思ったのでインフルエンザの予防についてお伝えしておきますね(*^^*)
よくインフルエンザに漢方薬の麻黄湯などが良いと言われますが、決して予防で毎日飲んでおけば良い、ってものではありません。ここ、とっても大切です。
治療で使うものと予防で使うものは違う、という感じです。
漢方薬の取り上げられ方は本当に誤解をされやすい、よく『◯◯病には◯◯湯』というのをテレビでやりますが、そのたびに漢方専門のお医者さんや我々漢方を専門でやっている薬局ではきちんを患者さんたちに『そうでは無い』ということをお話しています。
ですから麻黄湯はインフルエンザの予防漢方という間違った知識が広まると間違って飲んでしまう方が増えるのでちょっと取り上げさせてもらいました。
僕の提案するインフルエンザの予防は
1)基礎体力低下・ストレス疲労をしっかりとり、ホメオスタシス(生体恒常性)をしっかり維持して免疫バランスをとっておくこと
2)腸の働きを整えて腸管免疫がしっかり働くようにすること
3)気を補う漢方(とくにカラダのバリア機能と言われる衛気を養うもの)で予防
4)ウイルスや細菌がカラダに入り込まないよう板藍根などの生薬をお茶やのど飴で使用しておく
5)カラダを冷やさない
このあたりが基本になります。
注意してほしいのが2番めの腸の働きですが、すぐに乳酸菌やビフィズス菌が入っているものに飛びつく方がいますが、腸の働きを良くするものや、改善する物はそれだけではありません。
1)腸がしっかり動く良い血流
2)腸の掃除がしっかりできる良いウンチ作りのための食物繊維
などその方の腸の状態や生活リズムにより必要な物が違います。闇雲に善玉菌だけを摂取してもさきほどの1と2がしっかりしていないとダメなので注意してね(*^^*)