5月病の原因とは?〜春は肝の弱る時期〜【山梨 漢方 さわたや薬局】
5月病になりにくい『カラダ』とは?
4月は来るべき5月病についてお届けしてきました。
どんな病気もカラダの仕組みから、『なぜそのような症状が起こるのか?』を理解することが大切だと考えます。
けっして原因を理解したからと言ってそれで症状が治るわけではありませんが、
『どうすれば症状や病気が楽になるのか?』
というヒントは得ることができると思います。
5月病自体は気温差、環境変化、疲労などでカラダに過剰なストレス(カラダへの負荷)を受けることで、自律神経が乱れてしまって起きると考えます。
対策としたら負荷(ストレス)がかからないようにすれば良いのですが、なかなか簡単には行きません。
なので、大切なのは負荷に負けない体力をつけておくこと、
自律神経のコントローラー、指揮者である『セロトニン』の働きを活発にしておくことが大切だと思います。
〜セロトニンとは??〜
セロトニンとは『不安・緊張・集中力』など、カラダの危険を知らせる脳内の危機管理センターのような存在の『ノルアドレナリン』という神経伝達物質と『報酬・満足・意欲』などを求めて意欲引き出す『ドーパミン』という神経伝達物質のバランスを整える働きを持っています。
5月病対策や自律神経の乱れは実はこのセロトニンをいかに活性化させるかがポイントだと考えています。
セロトニンは女性ホルモン、エストロゲンとも関係が深く、更年期障害や月経周期にまつわる体調変化とも繋がりが深いので、セロトニンが活発に活動できる体調にしておくことが大切です。
次回はセロトニン活性化してくれる『3つの方法』をお伝えしたいと思います。
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