『痛み』にもたくさんの種類が【山梨 漢方 さわたや薬局】
〜痛みを知ることで原因と対策を考えましょう〜
今月のコラムでは皆さんにとってもっとも身近な症状であり、もっとも不快な症状とも言える『痛み』についてお届けします。
『痛いから病院に行く』『痛いから薬を飲む』など痛みというのはみなさんが受診をしたり薬を服用しようと思う原因の一番だと思います。
そもそも痛みとは?
痛くなければ病気や怪我と気が付きません。そもそも痛みとは何なのでしょうか?
何のためにあるのでしょうか?その仕組みと代表的な痛みについてご紹介したいと思います。そして痛みについて知ることで、その対処法や予防法に少しでも繋がれば幸いです。
〜痛みの定義とは〜
国際疼痛学会では『痛みとは、組織の実質的あるいは潜在的な障害に結びつくか、このような生涯をあらわす言葉を使って述べられる不快な感覚、情動体験』とあります・・・・よくわかりませんね(笑)
『痛み』とは何か?
痛みは身体に何らかの異常や異変が生じているサイン(訴え)だと考えます。
痛みを感じることで、怪我や病気を事前に察知してくれるので、痛み=まったくの悪者というわけではないと思います。痛みがあることでカラダの異常を知ることができるという側面もあると思います。
もし人間に痛みが無かったら?
もし人間に痛みが無かったら・・・実際に痛みを感じないという病気もあるのですが、痛みを感じなかったら我々はどうなるのでしょうか?実際に指を折り曲げたりしても『痛い』と思うからそれ以上曲げませんが、痛みが無かったら骨折するまで曲げてしまうでしょう。そう考えると痛みというものは生命を維持するための動物に備わった大切な機能なのだと思います。
そして、痛みといってもその原因や状態によって様々です。痛みの原因が特定できる割合は、約2割程度と言われています。が、検査等で原因が分からなくても必ず痛みの原因はあるとおもいます。どんな病気も『原因ありて結果あり』だからです。
次回は痛みの種類についてお届けします。
寒くなってくると様々な痛みが出てきます。さわたや薬局では様々な痛みの相談を受け付けております。お気軽にご相談下さい。
11月8日・15日・22日の日曜日午前9時40分よりYBSラジオで放送予定の健康情報番組
『健康ワン!ツー!スリー!』に健康アドバイザーとして出演致します。
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