お口の健康〜噛むことの大切さ『卑弥呼の歯がいーぜ』【山梨 漢方 さわたや薬局】
6月は虫歯予防デーということでマウスケア『お口の健康』についてお届けしてまいりました。
今回はその最終回で『噛む』ことと健康についてお届けします。
☆歯が上部な人は『元気で長生き!』
〜できそうで一番できない『よく噛んで食べること』〜
さて、お口の話題からちょっと離れますが、ただの『長生き』から『元氣で長生き』が注目されている昨今。国の医療費がここ数年で年間で1兆円以上増大し続けています。
国民一人あたりの医療費が30万円を越えてますます病院に行かなくてもすむような『元氣で長生き』が国家的な取り組みとして始まっています。
そこで今回、健康寿命をのばすためのこれからのキーポイントになるのが今回紹介する『噛む効用』です。
健康長寿のキーポイント『噛む効用』
よく昔から『歯が丈夫な人は元気で長生き』『よく噛む人はボケない』などいつまでも自分の歯でしっかりと食べられることは健康長寿の秘訣の代名詞といえるかもしれません。
☆よく噛んで食べることは老化の防止につながる☆
よく噛んで食べることの効用の一つに唾液分泌量の増加があります。『唾液は最高の胃腸薬』というくらい、消化促進にも必要なものですし、口腔内の状態を正常化するためにも大切なモノです。前回までお届けした『カラダの中からのお口の健康』にもつながってくるものです。
噛むことで老化の原因『活性酸素』も減少??
さらに、唾液には前述の消化酵素などの多くの酵素が含まれており、活性酸素を消去する酵素が多く含まれていることもわかってきました。
活性酸素は老化にも関係しますし、生活習慣病にも深く関わりがある物質なのです。噛むだけでこの酵素配合の唾液の分泌が増えるのであれば、活用しない手は無いですよね?
☆ところでどのくらい噛めば良いの?☆
『じゃあ、一口で何回くらい噛めば良いのか』というのはよく耳にするご質問です。
基本的にはひとくち食べたら30回噛むことが原則です。活性酸素を消去するのに30秒かかると言われており、1秒に1回噛むとすれば30回であると言われています。
☆『卑弥呼の歯がいーぜ』☆
日本咀嚼学会では、よく噛むことが健康につながるということから『卑弥呼の歯がいーぜ』を標語によく噛むことの様々な効用を伝えています。
ひ:肥満防止 み:味覚が発達 こ:言葉がハッキリ の:脳が発達 は:歯の病気予防
が:がん予防 い:胃の働きをよくする ぜ:全力投球
みなさんも、ぜひ『簡単そうで一番難しい』よく噛んで食べることを少しでも実践されて日々の健康に役立ていただきたいと思います。
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