口の渇きを感じたら要注意〜カラダの中からマウスケア〜【山梨 漢方 沢田屋薬局】
6月はシリーズでお届けした『カラダの中からマウスケア』シリーズ。
『口の中の健康と体の健康??』
まだまだクエスチョンマークが浮かぶ方がいるかもしれませんが、病気だけを見ずにその人を見ると、なぜその人のお口の状態が悪いかがだんだんわかってきます。
お口の健康もオンリーワンの方法で
他の病気とも一緒ですがお口の健康維持の方法も一人ひとり異なります。ぜひご自分にあったお口の健康法を見つけてみてはどうでしょうか?
私もそのようなお手伝いを致します(^^)
さて、今回は歯の健康と『瘀血』(おけつ)についてです。
お口の健康と『瘀血(おけつ)』
☆漢方で『瘀血』と言われる状態になると歯ぐきが弱りやすい☆
漢方の世界で『瘀血』と言われる血行不良の状態になると、その特徴として①歯ぐきからの出血が増える②歯ぐきの色が悪くなる(赤黒くなる)③歯ぐきが弱くなる・・このような症状が現れます。
歯の表面や、歯自体には血管はつながっていませんが、当然ですが、その下側には静脈も動脈もつながっていますから、歯の状態と血液の状態、とくに土台となる歯ぐきの健康とは切っても切れないでしょう。
また、舌も筋肉の塊ですからとうぜん血液とは表裏一体といっても良いぐらいです。口の中と血液の流れの深い関係が読み取れます。
また、体が疲れると『歯ぐきがうずく』という方は少なくないのではないでしょうか?この瘀血になった原因含めて改善が必要でしょう。
☆なぜ疲れると歯ぐきがうずく??☆
疲れたり、ストレスで血行不良になると歯ぐきにしっかりと血液が流通しなくなり、弱りが出てきます。そうすると歯ぐき自体が痛みを発生したり、歯を支える土台が弱くなるので、歯が抜けやすくなったり、上手に噛めなくなったりしてしまいます。血行不良をきちんと原因から改善し、予防していくことが大切でしょう。
☆血流が悪いと粘膜も弱くなる・舌診のポイントも血流☆
血流が悪いと粘膜がうっ血して弱くなります。口内炎なども出やすくなり、著しく口腔内の健康を損ないます。また、漢方診断の一つの舌診もベロが体の状態を表してくれるので古来より活用されているので、ぜひ体全体を良い状態にしておくことが大切です。
繰り返しになりますが、歯磨きをしていないなど日頃からのお手入れをしていない方は論外ですが、日頃のケアをしっかりしているのにお口のトラブルになる方は必ず何か原因があるはずです。
単純ですが、元気な方はそのようなトラブルもありません。当たり前のお口の状態になるように元気な体作りをぜひ行っていきましょう。
お口の健康相談もお気軽にご相談ください。詳しくはHPをご覧下さいね。外からのお口ケア、内側からのお口のケアで、良い体の環境を作りましょうね。
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