泣く子に睡眠薬は問題解決にならない【山梨 漢方 沢田屋薬局】
☆ストレスは人生のスパイス?☆
5月といえば『5月病』と言われるくらいストレスと健康について最近は非常に注目されています。ストレスがたまると病気になる、ということは多くの方がご存知だと思いますが、ストレスとは本当にだたの悪者なのでしょうか?
☆ストレスがまったくない状態に長時間いるとどうなるか?☆
人間は感覚刺激(ストレッサーと言われるもの)のまったく無い環境に約90時間おかれると心と体に新たな刺激を与えても、身体の反応が極めて鈍くなってしまうそうです。
室温が変化しても、汗を出したり、鳥肌をたてて体温調節する能力が著しく低下したり、周囲への警戒感が全くなくなり、非常に暗示にかかりやすい状態になってしまうそうです。このように、刺激がない状態、ストレスがない状態は身体や心の反応力や抵抗力を極端に低下させるのです。悪者にされがちなストレスですが、それが全くない状態は逆に身体や心の力を弱めてしまうのです。こうした点からも『ストレスは人生のスパイス』と表現されるのでしょう。
☆人間はストレスを求めている??☆
こうした体の仕組みを考えると、人間にとっては適度なストレスがあったほうが健康には良いということがわかります。ですから我々は、人間の本能として、体の状態を常に良い状態に保つために(自然治癒力の働きとして)ストレス(刺激)を求めているのかもしれません。
☆だから『一難去ってまた一難』なのか?☆
ストレスを求めていると考えると『一難去ってまた一難』という言葉にも納得がいきます。人間が常に新しいストレス(刺激)を求めているからなのかな?と思います。
例えば、遥か昔の人類(動物)の2大ストレスは『飢え』と『寒さ』でした。それを人間は家を立てたり、狩りをしたり、農業を始めたりと、知恵と勇気で克服してきましたが、それをクリアすると人間は新たなストレスを見つけました。『あいつは俺よりも美味しそうな物を食べている・・悔しい』『あいつの家はウチよりも良い場所にある・・・羨ましい』そういうストレスが生まれてきます。現代風に考えると、お金が無くて困ってる人が宝くじがあたりお金に困らなくなると、困ってるときはそれだけがストレスと思っていたのに、また違うストレス、それまで気にもしなかった人間関係がストレスになったり、物の満足感は得られたものの、心の満足感が得られないストレスを感じたりと、より深いストレスになっていきます。
☆現代の成熟社会だからこそ現れる『贅沢なストレス』☆
『飢え』や『寒さ』は命に関わるストレスです。それに比べると我々現代人のストレスはなんと贅沢でしょう!そう考えればいろいろなストレスも少しは楽になるでしょうか?(笑)
☆ストレスと友達になろう☆
人間は常にストレスを求めるものと考えましょう。性格や気質にもよりますが、新しいストレスをどんどん見つける方は逆にそれが『やる気スイッチ』を押してくれるものぐらいに考えましょう(^^♪
皆様の【元気なカラダ作り】のやる気スイッチを押すお手伝いを致します(^^)
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