手荒れの季節・水ばんそうこうにご注意を【山梨 漢方 沢田屋薬局】
漢方でスキンケア対策
漢方タイプ別スキンケアをお届けしております。今回でちょっと一区切り。
最後にお伝えするのは『痰湿』タイプのスキンケアです。
前回ご紹介した『陰虚』が体内の水液が不足してトラブルが起こるのに対して、今回の『痰湿』は体内に水液が溢れでてしまったり、水液が停滞してしまうようなタイプです。
食生活のみだれなどで最近増えているかもしれません。
『痰湿』タイプの主な症状は・・・
・髪の毛がべたつく
・まぶたや足がむくみやすい(水液の停滞)
・皮膚に湿疹ができやすい
・頭や体が重だるい
・軟便気味、便がすっきりでない
このような症状でお悩みの方が多いようです。
~『痰湿』タイプのお肌のトラブル~
☆たるみや毛穴が目立つ
☆むくみやすい
☆オイリー肌が多い
このような特徴がございます。
このような症状にオススメの生薬は『利湿』効果のあるような生薬で、五行草、薏苡仁(ヨクイニン)、茵陳蒿などが代表的なところでしょうか?
方剤としては、竜胆瀉肝湯、黄連温胆湯などがよく使われております。
痰湿タイプの方の生活上の注意点は、なんといっても体の水はけを良くしておくことでしょう。運動不足や水分の取り過ぎは注意が必要です。まだまだ『水をたくさん飲むと健康になる』という日本人の体質には向いていない健康法を信じている方が多くいらっしゃいます。医師から水分をたくさん取ることを言われている人以外は、飲み過ぎには注意して欲しいと思います。
また、取り過ぎたものをしっかり外に出す、発汗もあわせて行うと効果的です。
食養生では、昆布やわかめなどの海藻類、ハトムギ茶などがおすすめです。味の濃いものや脂っぽいものは避けたほうが良いでしょう。肥甘厚味(味が濃いもの、甘いもの、脂っぽいもの)の食生活の方は是非改善を。
さて、シリーズでお伝えした漢方スキンケアですが、まだまだ細かいことはお伝えしきれていません。とにかく皆さんにお伝えしたいことは『スキンケアは体の内側から』ということです。
改めてお伝えしたいのは『肌は内臓の鏡』ということです。
外から塗る『キレイ』もいいですが、健康的な心と体でつくる『美人』目指してぜひ毎日の健康管理をしっかりと行いましょうね!
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