早川の~漢方健美講座~「水はけの良いカラダ対策②」恐るべし湿濁~
今回は「肌の元気を妨げる要因」についてご紹介したいと思います。
前回まで「シワ」「乾燥」「シミ」「くすみ」などのお肌のトラブルについてご紹介して参りました。これらは紫外線などの外的な要因ももちろんですが、近年では内的な要因が大きなウエートを占めています。
肌に栄養を与える血管の元気を妨げる物質として、また肌そのものにダメージを与える物質としてAGEs(最終糖化反応生成物)やホモシステインなどがあります。
AGEsとは簡単にいうとカラダの「サビ」のようなものです。近年非常に注目されている物質で、加齢・糖尿病の合併症や腎不全・骨疾患・アルツハイマー病などにも関与していると考えられている物質です。
ホモシステインは動脈硬化やアルツハイマー病、骨をもろくしたり肌老化を促進したりとAGEs同様、ろくな事をしません。
この2つに関してはあまり難しい説明をしても仕方ないので、たまにテレビや雑誌などで目にすることがあると思いますが、一応こういう言葉だけでも知っておくと、良いかと思います。
この2つの悪役、どうすると増えるのでしょう・・・簡単です。
好きなものをたくさん食べて、運動をせず、ストレスたっぷりの生活を送れば良いのです・・・基本は規則正しい生活ですが、それがなかなかできないのが現代人の一番の悩み。
いよいよ次回からはお肌を元気にしていく方法をお伝えしたいと思います。