漢方でスキンケア~肌は内臓の鏡~その8
漢方スキンケア対策をお届けしております。
スキンケアに限らず、どんな治療や予防でもまず病気になったり、弱ってしまう原因を知っておかないといけません。
ということで「お肌が衰える理由」をご紹介させていただきたいと思います。
肌が衰える原因は
1)内因的老化(加齢)
2)外因的老化(主に紫外線・生活習慣)
大きく分けるとこの2つが原因と考えられます。
まずは女性の皆さんが一番気になっている「シワ」
シワとは一体何なのでしょう?
シワとは本来平坦であるべき顔面の皮膚にみられる不必要な溝で、その形成は加齢や日光などの影響を強く受けます。
シワの内因的(加齢)な原因
・表皮や真皮が薄くなってしまうこと
・皮膚水分量の低下
・コラーゲン、エラスチンの減少
・女性ホルモンの低下
シワの外因性の原因
・紫外線によるコラーゲン及びエラスチンの減少
・喫煙によるコラーゲンの減少
・顔の筋肉の過緊張(表情ジワ)
コラーゲンやエラスチンなどは美容に敏感な女性の方に今更説明するほどでは無いと思いますが、ちょっと簡単にご説明(^O^)
コラーゲンやエラスチンは簡単に言うとお肌の張りを保つものです。
コラーゲン線維が加齢とともにほそくなりお肌自身の重さにより垂れ下がることもあります。
エラスチンも加齢と共に減少したり、紫外線により変性し、真皮の構造を保てなくなったりします。
シワは顔の年輪などと言われていて、加齢とともに増えていくもので、仕方ない部分はありますが、できれば減らしたいですよね。
後々ご紹介しますが、シワの予防のポイントは「カラダの内側」
外側からのケアを100%効果的にするためにもカラダの内側のケアは外せません。
次回も肌が衰える原因についてご紹介したいと思います。