薬食同源~3つの視点で食事を美味しく健康に~
シリーズでお届けしております、「早川流食養生」
薬屋がどうして食事のことをこんなに言うのだろうかと不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし当店では
「食は命なり」
と考えております。
また、我々にとって一番の薬はなんといっても毎日の「食事」
僕らのカラダは食べているもので出来ているのです。
その食事が乱れていては体が元気になるわけがありません。
いくら高価な栄養剤を飲んでも、
いくら効き目の鋭い化学薬品を飲んでも、
どんなにサプリメントをたくさん摂取しても・・・・
食事が悪ければ意味がありません。
だから僕は食事の話をするのです。
当店でお話をするのは「あれダメ」「これダメ」、例えば「お酒ダメ」「甘いものダメ」「油物ダメ」といった健康法ではなく
どうすれば好きなモノを食べながら健康で入れるかを考えたいと思っています。
食べることは「生きる歓び」であり「生きる目的」でもあります。
美味しい物を食べるところを想像してみてください・・・・
とても幸せで嬉しい気分ですよね。
当店でもご相談の多い精神的な症状、イライラやうつなどをお持ちの方の多くは「食欲不振」です。
「うわ~あのケーキ食べたいな~」
「焼肉うまそうだな~」
というような感情は先程も述べましたが非常に気分を明るくさせてプラス思考にしてくれると僕は考えます。
僕が精神的な症状のご相談を受けた際、漢方薬などでつらい症状を緩和するものをご提案すると同時に、かなりの方に胃腸の調子を改善するお薬や養生方法をお伝えしています。
食べることはすべての基本、そこからすべて始まります。漢方でも「上薬」と呼ばれているもっとも安全でもっとも使用するべきと言われている薬は「食事」だと考えられています。
ご飯も美味しく食べれないのに、病気を治したり、元気になったりするのは難しいですよね。
今日は本来「夜中のどか食い」についてご紹介する予定でしたが、これは次回にいたします。申し訳ございません・・(^_^;)