早川の~漢方健美講座~「水はけの良いカラダ対策②」恐るべし湿濁~
女性の方の健康と漢方は非常に相性もよく、多くの女性の方に漢方薬が愛用されています。
また、近年では婦人科の医師により漢方薬が多く処方されており「漢方ってどうなの?」と興味を持っている方も多いかと思います。
漢方の基本は「原因療法」
あなたのカラダに現れている様々な症状を原因から改善するお手伝いができると思います。是非積極的に漢方の知恵を取り入れて欲しいと思います。
男性ももちろんですが、女性の健康と切っても切れないのが「ストレス」
女性は男性に比べて仕事や家庭などでも多くのストレスを抱えています。
ストレスは生理の周期を乱す原因にもなりますので上手なストレス対策をしていきたいですね。
薬はもちろん大切ですが、ここではどなたでもできる漢方的ストレス対策をご紹介したいと思います。
よく「頭に血が上る」といいます。イライラしたりすると頭の上の方に熱が登っていくような感覚を覚えたこと有りませんか?
漢方ではストレスを受けると「気」が上の方に登っていき流れが乱れると考えられています。
そんな時はまず「深呼吸」
深呼吸は登ってしまった「気」をゆっくりと下に下ろす作用があると考えられています。
イライラしたときは、カラダの下の方に気を送るようなイメージでゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
息をゆっくりすって、ゆっくり吐く。上手く吸えない方は息を吐くことに集中すると上手に吸えるようになります。
4~5回深呼吸をするとイライラしていた気持ちも少しづつ落ち着いてくると思います。
今は新緑の季節。
ベランダやお庭、公園などの緑の豊なところで行うとより効果的ですよ。
たかが呼吸と侮ってはいけません。
昔から「ひと息入れる」といいますよね(^^)
イライラしたり、落ち込んだときはぜひお試し下さいね。