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尾前美幸

契約者に寄り添う損害調査コンサルタント

尾前美幸(おまえみゆき) / 損害調査コンサルタント

尾前損害調査オフィス株式会社

コラム

2019年10月に火災保険料が値上げの予定です

2019年8月21日 公開 / 2021年2月24日更新

テーマ:損害保険の知識

コラムカテゴリ:お金・保険

2019年10月に火災保険料値上げ!?

大手損害保険会社で2019年10月に火災保険料値上げ(地域によって値上げの幅が異なり、値下げされる地域もある)される予定です。
火災保険料値上げの背景には、近年の自然災害により保険会社が支払う保険金が急増した事があります。つまり、保険金の支払い対象となる、自然災害による建物(家財)への被害が今後増えると見込まれる地域程、火災保険料値上げの影響を受けやすいと言えます。
 
※火災保険料値上げ・値下げの対象となるのは、始期(補償が開始される日)が2019年10月1日以降の契約です。現在加入中の火災保険料が値上げ・値下げされる訳ではありません。
 
では、実際に火災保険料が値上げされた場合、もう既に火災保険に加入されている方は「値上げの影響なんて無いのでは?」と感じた方がいらっしゃるかと思います。
それは大きな間違いです。値上げ直後は影響が無かったとしても、値上げされて数年後(更新の時期や切り替えの際)に遅れて、自分自身に降り掛かってきます。
そんな、いつかはくる火災保険料の値上げの影響を少しでも軽くする為に、既に火災保険に加入されている方向けに、火災保険の見直しのポイントを紹介します。
 

【ポイント1】

1年更新で契約されている方は、長期の契約を!
10年の長期契約の火災保険に加入すると、長期割引が適応され、保険料の負担が軽減されます。保険料の値上げ前に長期契約を結べば、その契約期間中に保険料が変動するリスクは避けられます。※長期契約の方でも更新の時期が値上げ直後になる方も保険会社に相談されてはいかがですか?
 

【ポイント2】

適切な補償内容に入られていますか?
適切な保険料をお支払いですか?
水災の影響を受けやすい地域なのに、水災の補償を外されている方はいらっしゃいませんか?逆も然りです。
水災の影響を受けにくい場所にお住まいで、水災を補償する契約で保険料を払い過ぎてはいませんか?
自分に合った適切な保険に入っているのか、この期に保険会社に確認されてはいかがですか?
※補償を薄くする事で保険料も安くなりますが、それに伴うリスクも合わせて確認・理解するようにして下さい。


火災保険料の値上げ(値下げ)直前の9月末は保険会社に連絡がつきにくくなったりと、混雑が予想されますので、今のうちに保険会社に相談されてはいかがですか?

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