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小林正昭

石材で建物や墓地、インテリアのグレードを上げる一級建築士

小林正昭(こばやしまさあき) / 一級建築士

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コラム

大理石の種類(赤・黒系)

2015年5月29日

テーマ:大理石

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 大理石

濃い色の大理石で高級感と個性を両立

大理石というと白やベージュ系の色を思い浮かべる人が多いかも知れません。大理石には豊富な色があるのも魅力で、赤や黒なども高級感があってまた別の雰囲気を出すのに一役買ってくれます。
赤や黒の大理石にはロッソベローナ、ロッソレバント、グリジオカルニコ、ゴールデンブラウン、ブラックマルキーナ、マロンブラウンダーク、ムルシアブラウンなどの種類が知られていますが、他にも多数の種類があります。
全体的に赤や黒を使うと濃い印象になりますが、一部分にだけアクセントとして使う事で洗練された雰囲気にすることもできます。
個性的な雰囲気を目指すのであれば、濃い色の大理石を中心に空間づくりを考えてみてもいいかもしれません。

それぞれの特徴を知れば、自分好みの素材が分かる

大理石にはさまざまな種類があり、特徴を基に名前が付いています。一部ではありますが、赤や黒系の大理石の種類を紹介します。

●ロッソベローナ…赤の地色に朱色の細かい模様
●ロッソレバント…赤黒い地色にハッキリとした白の模様
●グリジオカルニコ…ダークグレーの地色に白の模様
●ゴールデンブラウン…黒と茶色の地色に細めの白の模様
●ブラックマルキーナ…濃い目の黒地にハッキリとした白の模様
●マロンブラウンダーク…ブラウンの地色に濃い目のブラウンの細かい模様
●ムルシアブラウン…ベージュとグレーが混じった地色に細かい濃いブラウンの模様

また、大理石は天然石なので種類が同じでも模様は少しずつ違い、同じものは2つとありません。その天然ゆえの模様も楽しみになるのではないでしょうか。

濃い色をアクセントとして取り入れる

濃い色の大理石は、部分的に使うことでより印象的に仕上げることができます。例えば、洗面所であれば洗面器の部分に赤や黒の大理石を使うと、目線を集めることができるのです。
ただし洗面器などの水回りに大理石を使う時には、気をつけなければならないこともあります。大理石は吸水性が高く、水を含むとシミになることがあるので、しっかりと防水コートをしたものを使うようにしてください。また防水コートも劣化しますし、水垢も付くので濡れた時には水分を拭き取る癖を付けたほうが、長く光沢を維持できます。また、汚れが酷い時には中性洗剤で掃除をして、決して酸性の洗剤は使わないようにしましょう。
アクセントとして濃い色の大理石を使うのは、面積も少ないので費用も抑えられるというメリットもあります。ぜひ、みなさんのセンスで高級感のある空間を作ってみてください。

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