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小林正昭

石材で建物や墓地、インテリアのグレードを上げる一級建築士

小林正昭(こばやしまさあき) / 一級建築士

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コラム

大理石におけるヒビ割れの原因と補修

2015年4月29日

テーマ:大理石

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 大理石

思わぬ事故で大理石にヒビが入ってしまうことも!

大理石は一般の素材に比べると壊れにくい素材といえるでしょう。それでも、場合によってはキズやひび割れを起こすことがあります。
間違って硬いものを落としてしまうと、大理石でもひび割れを起こしてしまうことがあるのです。
また、トラバーチンのように大理石の中でも多孔質で表面に小さなくぼみが沢山有り割れやすいので、より注意が必要です。トラバーチンの場合は割れやすいため、石の裏側にFRPなどで補強をすることがほとんどですが、それでも物をぶつけてしまってひび割れを起こすこともあるのです。
物を落としたタイミングでひび割れができれば原因が分かりますが、気がついたら割れていて、ハッキリした理由が分からないということも多いようです。

ひび割れを自分で補修する場合の注意事項

ひび割れを見つけた場合、その部分が気になってしまうと思います。それほど目立たないとしても、放置しておくと、傷が広がったり汚れが溜まっていく可能性も否定できません。できれば早めに補修しておきたいと思うのではないでしょうか?
自分で修復をする時には、ホームセンターや石材専門店などで補修キットを購入するというのが一般的な方法と言えます。キットの内容にもよりますが着色する必要があるなど、ちょっとしたコツやセンスが必要になることもあるのです。業者に頼むよりはコストが抑えられる分、補修をやり慣れていない人にとっては難しい作業かもしれません。
また大きくひび割れた時などは自分でやろうとせずに、業者さんにお任せする必要もあります。

ひび割れを業者さんに補修してもらうときの注意事項

大きなひび割れや自分で補修するのは難しいという時には、業者さんを頼むのもいい選択なのではないでしょうか。
プロにお任せすることで仕上がりも綺麗になりますし、補修で済むのか、交換しなければならないのかなども判断してもらえます。表面だけの問題であれば石材用の研磨機をかけたり、色が似た骨材などを使って補修をするなど、業者ならではの技術で綺麗に補修してくれるというメリットがあります。
業者さんに頼むデメリットは自分で直すよりもコストが掛かるということでしょう。だからこそ、補修の前に必ず見積もりを作ってもらい、どれだけの費用が必要なのかをきちんと確認してください。
大切なのは、ひび割れを放置しないことです。亀裂が大きくなってしまうと補修は不可能になります。早めに対応するようにしましょう。

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