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小林正昭

石材で建物や墓地、インテリアのグレードを上げる一級建築士

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コラム

大理石の床・フローリングの特徴、価格・値段の目安

2015年5月7日

テーマ:大理石

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 大理石フローリング 素材フローリング 工事

大理石の光沢で部屋をより美しく見せる

フローリングは面積も大きく、部屋の印象に大きな影響を与えます。だからこそ、リフォームをする際に、フローリングの素材に何を選ぶのかは悩みどころではないでしょうか。
そこでオススメしたいのが大理石です。最近では価格帯も求めやすいものが出てきていますし、部屋全体に高級感をアップすることができるという特徴があります。大理石は吸水性が高いのでビショビショにするとシミに繋がるので、掃除機や固く絞った水拭きもしくは乾拭きで十分に綺麗になります。汚れが酷い時には中性洗剤を使いましょう。また、酸性の洗剤も表面を溶かすので、使わないように注意してください。床は汚れがちですから、固く絞ったモップなどで簡単に掃除ができるのも大きなメリットといえると思います。

フローリングを大理石にするのであれば床暖房が必要

大理石は熱伝導率が低いので、熱を通しにくいという性質があります。つまり、夏は涼しいのですが、冬は寒いという問題があるのです。
床暖房はよほどの理由がないかぎり設置したほうが良いですし、一度温まると冷めにくいのですが、一度冷えると温まるのに時間がかかるので、冬の期間は床暖房をつけっぱなしにしている方もいらっしゃるようです。
床暖房を設置することで冬も過ごしやすくなりますが、大理石はそれでも通常の木材のフローリングなどに比べると温まりにくい性質があることを知っておきましょう。
また、大理石は通常のフローリングに比べると固いので、小さいお子さんやお年寄りの方がいると、足や腰に負担が掛かる場合もあるようです。

大理石で床をリフォームするのは高い?!

高級石材のイメージがある大理石でリフォームするのは、費用が掛かるのではないかと考えるかもしれません。しかし最近では、希少性の高い大理石以外は、手頃な価格で手に入れられるようになってきました。
床の厚みの調整などが必要ない場合に限りですが、安い所では6畳で5万円程度からリフォームをしてくれる業者もあるようです。
リフォームに必要になってくるのは材料費と工事費に加えて、廃棄料なども必要になってきますので、リフォームする際には見積もりを取って、材料費は含まれているのかなどもしっかり確認するようにしましょう。
床暖房の設置や高級な大理石を選ぶと割高な料金になる可能性があります。特に床の段差の調整が必要な場合は工事費が高くなることもあるので、見積もりの際に業者に相談することも大切です。

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