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小林正昭

石材で建物や墓地、インテリアのグレードを上げる一級建築士

小林正昭(こばやしまさあき) / 一級建築士

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コラム

御影石を使ったキッチンの特徴とメリット・デメリット

2015年5月31日

テーマ:御影石

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 墓石 種類御影石

御影石を使ってキッチンをリフォームしてみませんか

長年生活をしている家のリフォームを考えるとき、最初に手を入れたいと思う場所はどこでしょうか。
一般的には、水回りの空間は汚れや劣化が激しくなりがちなため、お風呂やキッチンのリフォームから始めるという方が多いようです。特にキッチンは家にいる時間の中でも多くの時間を過ごす場所なので、こだわりたい人もいるのではないでしょうか。

そこで、キッチンをリフォームする時に、御影石を使ってみてはいかがでしょう。御影石は昔から日本国内でも採掘されており、高級品として人気を集めてきました。最近は求めやすい価格帯のものも流通するようになり、リフォームの材料としても注目されるようになってきました。
キッチンのリフォームといえば、昔から人気なのはステンレスですが、デザイン性を求める方の中には、御影石を選ぶという人も増えているのです。

御影石の特徴とは

御影石は花崗岩や深成岩とも呼ばれ、雨風に強い特徴があります。高級感のある光沢と細かい粒状の模様が美しく、そしてキズが付きにくいというのも魅力です。日本で採掘されている御影石は白や灰色の物が多く、外壁や墓石などに昔から使われてきました。一方、黒や赤などの御影石は海外で産出されたものなので、少々割高になる場合があります。
高級石材として御影石の他にも大理石が挙げられることがありますが、吸水性の高い大理石に比べて御影石は水に強く、水回りのリフォームにも向いた素材といえるでしょう。
大理石も高級感を演出できる素材として人気ですが、同様に高級感を演出しつつ水回りにも気兼ねなく使えるというのが御影石の人気の理由なのです。

ステンレスと御影石のメリット・デメリット

キッチンのリフォームの際に以前より使われているステンレスはカウンターと一体型なども多く、溝に汚れが溜まってしまうことがないので掃除がしやすいのも人気の理由です。また熱にも強くキズも付きにくいというメリットがあります。一方で、シンプルな印象になってしまうことや、表面の細かいキズが付くと光沢が消えてしまうというデメリットもあります。

御影石は天然石なので、カウンターとの一体型を手に入れるのは難しいと言わざるをえません。また硬いがゆえに、お皿を落とすとお皿の方が割れてしまうというデメリットもあります。しかし、キッチンに華やかな印象を与えてくれ、水にも強い御影石は掃除もしやすいというメリットもあります。
どんなキッチンを実現したいのかをよく考えて、メリットとデメリットを知った上で選ぶことが大切です。

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