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井川治久

受験を制する英語で難関大学合格へ導く英語講師

井川治久(いかわはるひさ)

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コラム

センター試験と二次試験の英語勉強方法の違いと両立させるコツ

受験英語

2017年11月14日 / 2018年3月19日更新

◆2017年10月20日~2017年11月14日の全12回の「受験英語のコラム連載」につきましては、「井川治久先生へのインタビュー」 を参考にして構成されたものです。

センター試験と二次試験では、その形式も難易度も異なります。だからといって、全く別々に勉強をしていたのでは効率が悪くなります。

あくまで照準は二次試験に据えて、夏休みまでの段階で「基礎固めとセンター試験対策をする」といった年間計画にそって学習を進めましょう。
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センター試験と二次試験の違い

国公立大学の一般入試では、センター試験と大学が独自に行う二次試験(個別試験)との総合得点で合否が決まります。

私立大学でも、約9割でセンター試験が採用されています。センター試験の得点だけで合否を決める大学・学部も多いですが、「国公立の二次に相当する一般入試」と併せて合否を決めるケースもあります。その場合、受験科目が増えることもあるでしょうが、それなりのメリットはあるようです。

私立と国公立の併願がしやすくなったことはもちろんですが、さらに、センター試験を受験するだけで複数の私立大学に出願可能となりました。国公立志望者にとっては、センター試験に向けた勉強が私立対策にもなるということです。

センター試験と二次試験では、何が違うのでしょうか。
まず、センター試験(正式名称「大学入学者選抜大学入試センター試験」)は国が実施するもので、その役割は、高校までの学習の達成度を判定することです。毎年1月中旬に全国統一で実施され、後日発表される解答をもとに受験生が自己採点をして出願先を最終決定する材料となるものです。

センター試験の外国語の中で英語を選択すると、筆記とリスニングが必須問題となります。筆記の試験時間は80分で配点は200点です。リスニングは60分ですが解答時間だけみると30分になっています。配点は50点です。

難易度はそれほど高くありませんが、出題される範囲が広いため偏りなくまんべんなく基本を押さえておくことが必要とされます。

そして、一番の特徴は問題の量が多いこと。それぞれの問題は解けるのに、時間が足りなくて最後までできなかったという失敗の声が毎年聞こえてきます。マーク式の問題を速く正確に解く力が求められます。

センター試験後に実施される二次試験は、記述式の問題です。「なんとなく」の感覚で選択肢を選ぶようにはいきません。

センター試験と異なり、出題される分野も、英文和訳や要約や英作文など、その形式はさまざまです。大学により出題傾向やレベルが異なるので、各大学に応じた対策を立てなくてはなりません。
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センター対策と二次対策を両立させるための勉強の順序

このように、タイプの異なる2つの試験に対応するには、それぞれ別個に学習していかなければならないのでしょうか?

センター試験の比重が飛びぬけて大きい大学(学部・学科)を狙っているという場合は別として、センター試験だけに特化した学習に力を入れすぎると、受験勉強全体の効率が悪くなります。国公立大学では、一般に、難関大学になるほど二次試験に重きを置いています。こういった点も考慮して、センター試験よりも二次試験の方に、より大きな力を振り分けるべきです。

センター試験で頻出するタイプの問題は、過去問から類推できます。ひっかけ問題など「ややこしいい設問」も多少はありますが、ひと通り人並みの学習内容をおさらいしていけば、例年は充分に対応できます。それに対して二次試験は、一つの出題分野に配点が偏ったりすることもあれば、難易度が高かったりすることもあり、センター試験と比べれば「クセのある問題」も多いと言えるでしょう。

難易度から考えると二次試験、センター試験の順になりますから、難しい方の二次試験に照準を合わせて学習していけば、「大は小を兼ねる」ということでセンター試験対策にもなり得ます。

日程的に先だからといって目先のことだけに気をとられて「センター試験偏重の学習」をしていると、「総合的な受験英語能力」を身に付けることが叶わなくなります。また、時間的にも、センター試験が終わってから二次試験対策に取り組むのでは、ふつうは到底間に合いません。

受験本番までの限られた時間を有効に活用するためには、まずは志望校の過去問をじっくりと時間をかけて学習していき、そのレベルに合わせた受験英語の基礎をしっかりと固めること。それが先決です。それにある程度の目処が付いたところで、同時に、センター試験の過去問を実際に解きながら、マークシート特有の問題形式に慣れていくようにしましょう。
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英語学習の年間計画の立て方と目安

全ての教科の中でも、とりわけ英語では総合力が求められます。語彙や文法、構文、長文読解、会話表現、リスニングを偏りなく学習していくためには、長期的な計画を立てることが必須です。

・~5月
理想としては、この時期に英語の基礎を完成させていること。夏休み以降は二次試験対策に集中できるよう、早いうちにセンター試験レベルの英単語と英熟語はマスターしておきます。英文法も、例文といっしょに覚えて活用できるようにします。

基礎固めができているかどうかの判断材料として、センター試験模試を受けるのも良いでしょう。

・5月~8月
夏休みが終わるまでの期間で、単語と熟語は二次試験レベルのものの習熟を目指します。文法や構文も同様です。

夏休みは受験の天王山。最も受験勉強に集中できる期間になり得るといえます。このチャンスに「暗記モノの全範囲の学習を一通り」終え、センター試験で合格ラインに達するレベルの実力をつけなければなりません。

夏休みには、センター試験の過去問も、できる分だけこなしましょう。ここで点数が取れなければ、もう一度、基本事項から、おさらいする必要があります。夏休みは、それまでの学習を総復習し、弱点を克服する時期であるべきです。

・9月~11月
夏休みでセンター試験対策が完了したら、ここからは二次試験対策です。
記述式の問題に慣れるため、志望校のレベルに合わせた問題を、数多くこなしていきます。また、適宜、志望校の過去問も読み解き、ライバルに劣らないように、自分が分からない部分が出てくるごとに補完していきます。この学習の繰り返しを行うだけでかなりの時間を要しますが、この「積み重ね」が着実に実行できるかどうかが、合否のカギを握ることになります。

・12月~2月
センター試験対策として、「今までの総復習をしながら」新しい問題も解いて「時間配分の練習」を続けます。
二次試験対策として、まだ解いたことのないを問題を読み解き、練習を続けます。今までの復習も繰り返します。

志望校それぞれの入試の出題傾向と配点によって、「大学受験勉強の年間計画」は変わってきます。最終的なゴールを見据えれば、やるべきことが逆算できます。受験勉強の後半になって時間が足りないと嘆くことがないよう、受験勉強を始める前に、早めに学習計画を立てましょう。
◆受験勉強計画の「成功例」:
http://mbp-tokyo.com/ikawa/column/59593/

(更新日:2018年3月19日)

この記事を書いたプロ

井川治久

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