わたしと合唱＞8歳から始まった合唱との付き合い/合唱指導者としてのプロフィールなど

2024年2月1日

テーマ：合唱

コラムカテゴリ：スクール・習い事

私の合唱生活とプロフィール  
結論を先に書きます。合唱が大好きです。大事に思っています。
一番好きなのは「音取りの作業」です。ピアノを弾きながら
まだ歌ったことがないところ、パートの音を確実にしていく作業がすごく好きです。

・合唱との出会いは通っていた小学校。
岡山市立鹿田小学校の合唱団に小三で入団.
小二の時の担任の先生が指導者で
先生に言われるまま小三から伴奏を担当しながら
自分もアルトとメゾパートで歌う。

合唱団はとても厳しい練習で有名で
コンクールやレコード録音など
数々の演奏の機会があり、
とても良い経験をさせていただきました。
当時はオルガンなどでパート練習を行っており
その時もパートの音取りをして
今とほとんど同じようなことをしていて
それが一番好きな作業。

・中学〜大学の合唱
 そのまま合唱の伴奏などを続け、
中学ではママさんコーラスの伴奏
高校では音楽科へ進み合唱を楽しみ、
大学では教育音楽学科で合唱をみっちりと学ぶ。
卒業してからは地元へ帰り、
すぐにママさんコーラスの指導からスタートし
現在は「第九」の合唱指揮やいくつかの合唱団の指導や指揮を担当。
33歳頃から指揮法をあらためて勉強し直し
宗教曲を中心に指揮と歌うことを学ぶ。 

また、オケ付きの合唱やミュージカル、
オペラなどでも副指揮・合唱指揮・合唱指導を担当。

現在は「第九」の他に
・ぷれちゃあコア
・リビング合唱団https://www.livicul.co.jp/course/?c=detail&pk=3027

・春からスタートする新しい合唱「やさしい合唱」
https://www.livicul.co.jp/course/?c=detail&pk=3006&admin_user_pk=20&SID=QytVAQOpXiWYLEJQeRTusfPrnzPpCL
・女声合唱団「ソット・ヴォーチェ」
などを指導。

同時に練習する曲数は多いかもしれません。
なるべく同時にいろんなジャンルのものを歌っていただくようにしています。
例えばピアノの学習で四期（バロック、古典、ロマン派、印象派や近代現代）を同時に学ぶのと同じ考え方です。
 いま柱になる曲、というのは決めておいてそれを中心にさまざまな曲の経過をちりばめる方法です。

 丁寧にレッスンしますが、自主性にまかせている部分もありますから
自宅練習をちょっと重視。そのサポートをしています。
コロナ禍では会えないで皆と心を通わせるにはどうしたら良いか考え
動画や音源作りに励み、皆で一緒に前進することを止めませんでした。
集中して稽古が行われ、
集中力が必要で達成感があると思います。
特にコロナ禍を経てからは練習が能率的に進むように便利な機器などを使用して
積極的に便利な方法を取り入れています。

 声に対しては、ひとつに美しく揃えるのはもちろん素敵なことだと思うけど
顔が違うように声も違うのでせっかくその個性が揃ってうたうわけなので、
整えることはしますが不揃いの良さも大事に思っています。 でも、音程やソルフェージュ、技術的な部分には厳しい。
ちょっとしたリズムのズレ、音程には細かい。
しかし、それを伝えるにはやはり「思いやりを持って」
誰も傷つかない合唱を目指す。
練習中に個人攻撃はしません。
みんながいる場で一人ずつ歌うようなことはありません。
厳しい練習をするのも一つの方法だと思いますがまず楽しいこと、
そしてきちんと声と心が揃ったときの充実感を大事に思っています。
 コンクールなどには出ませんのであくまでも楽しむための合唱団作りを心がけています。
合唱団の発表の機会は依頼演奏、合唱関係のフェスや野外コンサート、
ボランティア（病院）演奏などを設けるときもありますが参加は自由です。

以上、私の担当の合唱の指導方針です。 
それから、外国の合唱指導のようにほとんどの場合は
私がピアノを弾きながらの指導をしています。
どういう風に歌って欲しいかをきちんと音や声で示すことを大事にしている。

何かに出演する時は指揮をするのでピアノ伴奏は他の方にお願いすることもありますし、
弾き振りの時もあります。
 
合唱指揮については岡山大学グリークラブ（混声合唱団）の学生指揮者の指揮の指導を2008年から続けています。
学生たちが選んだ新しい合唱曲や青春時代の素晴らしさを感じながら稽古に通うのがとても楽しみです。

あまり長い文章はだんだんと読まれなくなっているのは承知していますが
全部書いてみました。
合唱団選びの参考になればと思います。
ぜひご体験にいらしてくださいね。