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コラム
3年ぶりの「第九」の合唱指導【喜びの歌】
2022年10月25日
10月23日。
3年ぶりにベートーヴェン「第九」の合唱の
全体練習の稽古を担当しました。
指導者として参加してからは
15年程ではないかと思いますが
毎年秋から冬は第九を指導し、
歌うのが生活の一部になっていました。
それが叶わなかった2020年、2021年。
仕事ができない、とか
合唱できない、ことの辛さというよりは
「一緒に歌う人たちに会えない」
ことの方が大きかったかもしれません。
今時ですからメールやLINEで連絡を取る
ことはできます。
だからどうしているかはわかるけれど
やっぱり集まって顔を見て話して
一緒に歌ってということがないのは
かなり寂しかったですね。
だから23日に皆んなの前に立って
指揮をした時に
「これは夢かもしれない」と思うほど
嬉しかったです。
思えば合唱の世界に飛び込んでから50年。
夏はNHKのコンクール、数々の演奏会。
細かい練習の連続に嫌気がさしたことも
ありました。
組曲を歌い終わった後、舞台の緞帳が下りて
友人たちと感動の涙を流したこと。
伴奏で何度も合唱のステージにも乗りました。
いろんな合唱団の指揮をして
ステージに上がったこと。
音楽を一緒に作り上げていく過程の楽しさ。
たくさんの思い出と人との触れ合い。
今も続く合唱の仲間との絆。
私にとって合唱は生活の一部でもありますが
もう体の一部でもあるのだなと
強く感じます。
今回の岡山の第九はオーディションで
選考されたメンバー60人で歌います。
60人という人数でオーケストラと歌うのは
非常に心細いのですが
みんなで頑張っています。
大袈裟ではなく
泣かずに歌えるかな?と思っています。
公演詳細⇨ http://www.okayama-symphonyhall.or.jp/page01Detail.php?key=3742
チラシのPDF→ http://www.okayama-symphonyhall.or.jp/admin/user/pdf/20220908181605.pdf
写真は先日の指揮者稽古の時です。
本番と同じステージで練習が行われました。
感謝です。
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