演奏の仕事を続けた方がいい理由とサロンコンサートなどを自分で開催することをお勧めします　リライトしました

2023年12月5日

テーマ：音楽で収入を得るために

コラムカテゴリ：スクール・習い事

演奏のギャランティだけで暮らせる音楽家は非常に少ないのではないかと思います。
コロナ禍においては非常に演奏活動が少なくなった人も多いでしょう。
今は少しずつ戻ってきているとは思います。

あまり多くないギャランティでもボランティアでも、チケットノルマがあっても
人前で演奏するということにはいい点があります。

・その日まで練習を重ねるので技術を保ち、磨くことができる
・そのイベントに聴きにきてくれたお客様との心の交流
・衣装を着て人の前に立つことはとても大切
・達成感を味わえる
・新しい人と知り合える

自分のことを考えてみると若い頃の自分に言いたいのは
「頼まれる仕事を待っていないで、自分で作っては？」と言うことです。

自分で会場をおさえて自分で宣伝して、チケットを売って
最初は少ない人数しか集まらなくても
生演奏を聴きたい人は絶対にいる。
諦めずにやってみては？
今ならそう言うことができるはず。

パソコンやスマホで簡単にチラシや案内ページが作れる。印刷も安価になっている。
なんなら必要な枚数だけコンビニで印刷もできる。
SNSで告知や集客も可能。

個人的には短い時間で小さいところで生演奏が聴きたい。
小さいホールやサロンを借りるか
お店でも演奏できる場所もありますよね。

会場費も色々なので最初はあまり経費のかからないところで。
YouTubeで演奏を載せたチャンネルを作って
名刺にそのQRコードなどを印刷しておくのも良いでしょう。
YouTubeの場合は著作権料は必要ないですが
コンサートでは著作権料が必要ですから（曲によります）
問い合わせて事前に提出する書類に当日の曲を書き込んで提出します。

曲目を決めるのも楽しい作業。
少しお話なども入っているといいかな。
他の楽器の人にゲストで来てもらってもいいですね。

そして、そのコンサートの時に
次の案内ができるように用意しておくとなお良いです。
いろんな形で「やっぱり生で音楽を聴きたい」と思っている人はたくさんいます。

音楽を届けると言うことは多くの人に豊かな時間を提供するいい活動だと思います。
そういった実績もプロフィールに書けます。
「2022年からサロンコンサートを開催。季節ごとにテーマを決め、生の音楽を届ける活動を行なっている」とかです。
プロフィールは大事です。
ボランティア活動だってか書けるのですよ。
私も「岡山ろうさい病院で院内コンサートを開催」などを書いています。

再開してもなかなか前のようにいかない、と悩まれている方も多いでしょう。
完全にコロナ前と同じにはもう戻らないかもしれないですが
「自分でできることをやっていく」ことが大事なのと
やっぱり「音楽を続けること」が大事ですね。

私も多くの方にご心配かけましたが、なんとか頑張っています。来年はいろんな企画を考えているのでご期待ください。