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吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

ピアノと声の魅力【矢野顕子さんの声の魅力と抜群のピアノ】TV番組「セブンルール」のエンディングソング

2023年3月1日 公開 / 2023年3月2日更新

テーマ:声の魅力

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ピアノを弾きながら歌うことはなかなか難しいです。
でもそれよりも難しいのがしゃべりながら弾くことです。
私はまだそれは得意ではないのですがコードだけ押さえながらだったら音を伸ばしている間に喋る。もしくは喋っている合間にポロンと音を入れる、という形ならなんとかできるように。

何度か矢野顕子さんのコンサートを聴きに行ったのですが、彼女はピアノを鳴らしながら心地よい感じで喋り、次の曲へと繋いでいきます。とても素敵です。

矢野さんのコンサートで彼女がいつも言われることは
「それぞれ大変な毎日なのに時間を作って来てくれて本当にありがとう」というような内容のことです。
その語り口が優しく、それぞれの心に語りかけてくれるような声と表情。
それはそれはファンにとっては嬉しいことで結構ギリギリな感じで暮らしている私たちの疲れも吹っ飛ぶ。
また家に帰って音源を聴き、YouTubeでも探して何度も何度も観るのです。

最初は矢野さんの声が嫌いで(ごめんなさい)聴くことを避けていました。
少し喉にかかった感じの声が好きになれなかった。
でも、家族から「矢野顕子のアルバム聴いてご覧よ。すごくいいのよ」と言われて恐る恐る聴いたらハマってしまった。
「聴かず嫌い」だったのですね。
そのピアノの自由なアレンジと練習を重ねたしっかりとした演奏、その声の魅力にメロメロになってしまいました。
それと何というのか、何度聞いても飽きない、ということが私にとっては非常に大きなことなのです。

たとえば、サブスクのプレイリストを聴いていると保存した順番通りに流れます。
CDやLPレコードも順番が決まっている。
もう何度か流すと次が何かわかると飽きてしまって(クラシックについてはあまりそうなることはないです)聞く気がなくなってしまうのです。
だからあえてシャッフルして、いつも違う曲順で聞くようにしているほどです。
私にとって矢野さんとユーミンはそうはならない存在。
このアルバムだと次はあれね、と次の曲をわかっているけど飽きるどころか待ち遠しい。
そのような存在のミュージシャンというのはやっぱりどなたにとっても「この人」という存在がいらっしゃることでしょう。

矢野顕子さんのいくら聴いても飽きないその声と素晴らしいピアノ。
そして大好きなテレビ番組「セブンルール」の最後に流れるのは矢野顕子さんの「ひとつだけ」この番組のエンディングにぴったりだと思います。
この番組の中で聴けるyouさんの声も好き。他の方の声も覚えてしまいました。
それぞれの声の個性が生きてるのです。
声は無理に作らずに「自分の声」を大事にして、それをいかに磨くか、ということを考えています。


楽器の棚
アコーディオンをはじめとしてさまざまな楽器を集めて演奏しています。
しかし、アコーディオンは運ぶ重さのことと蛇腹の方の手(左手)が痛むのでもうあまり弾くことができないです。ピアノやオルガンでは痛くなることがないのですが。

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