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コラム
録音した声でわかること【知らずしらすのうちに声が低くなっている?】加齢による声の変化
2022年3月26日
録音した声でわかること
【知らずしらすのうちに声が低くなっている?】 加齢による声の高さの変化
今日は久しぶりに合唱団の練習がありました。
この合唱団では私は団員としてアルトで歌っています。
ほとんどの曲がバッハなどの外国のものなのでドイツ語での歌唱になります。
久しぶりの稽古ではその言葉の読み方や細かい注意を受けながら練習していくのですが、
そこでは録音は可能なので(場合によってはできない場合もあります)録音して帰って復習します。
その読み方など(ディクションといいます)を教えて頂いて、
指揮の先生と声を合わせて言ってみるのですが、
先生の声とみんなの声と、そして一番近くにいる自分の声が入っています。
その自分の声がなんとも言えない声で驚きます。
まず、とても低い。
人前で喋る時はあまり低くなりすぎないように気をつけます。
本来ならそういうディクションの練習時も声は少し高めの方がいいと思いますが、とにかく何度聞いても低い。
そしてとても無愛想な声。機嫌が悪いようにしか聞こえない。
これは加齢も少し関係あるかもしれません。
でもこれがひょっとしたら自分の本来の声で、人と話すときは少し気をつけているからなんとかなっているのでしょうね。
自分の声、ちょっとした工夫で自分の声の良さを生かして輝かせていくことは大事かもしれません。
でも、くれぐれも作った声にはならないように。
顔が違うように声もみんな違うので、その良さを生かしながら少しだけ出し方に工夫するとよくて
感情をのせると声も変わってきますね。
録音は客観的に聴けるのでおすすめです。
がっかりすることもあるけれど、本当はどんな声なのか知ることは大事かもしれません。
自分で出していて聞こえる声と本当の声は少し違います。
でも、録音したり出し方に工夫するうちに
折り合ってくる、本当の声とのギャップが少なくなるように感じています。
声は自分の気持ちを伝える大切なツールの一つ。
ぜひ磨いてみてください。
しかし、長く続くマスク生活ですが、マスクを外してみんなで喋ったら
その声量の大きさにびっくりするかもしれませんね。
どうなるのかな?それも一つ楽しみなことです。
まだいつ外すことができる(そして一緒に歌う)かはわかりませんが
その日を夢見ながら家でできることを重ねていきながら待っています。
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コロナ感染対策であまり歌えない時は座学で音楽の歴史や作品の背景など勉強するようにしています。
ソルフェージュのコツやリズム、調性、楽語などを演奏を聴きながら学びます。
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