歯周病のＢＯＰ率が、実際の状態を反映しないケースもある。

2014年10月28日

テーマ：歯周病

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：歯周病　口臭、歯周病　治療、歯周病　予防

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喫煙はＢＯＰ率を下げる方向に働く。

いくらＢＯＰ率が低くても、それがヘビースモーカーであれば、要注意である。

また、心筋梗塞や脳梗塞など血栓が血管に詰まることを予防するためには、低用量アスピリンを常用されている患者さん
は増えている。

このような患者ではＢＯＰ率が上がる可能性がある。

（ぺリオバカ養成講座　より）

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歯周病の進行に、ＢＯＰが重要な指標です。

ただ、ヘビースモーカーであれば、ＢＯＰは低めのデータになるし、抗凝固剤のような薬剤を服用されている方であれば、ＢＯＰは高めにでるはずです。

問診の時点で明らかになる場合も多いですが、明らかにならない場合も中にはあるので、様々な角度から患者さんの歯周病の状態を把握する必要があるといえます。

重症な歯周病について
→歯磨きを頑張っても、歯周病が良くならない人がいる理由
→B.forsythusが存在すると、歯周病の進行が7倍？！
→なぜ歯周病は重度化するか？
→重度歯周病患者では咀嚼によっても歯原性菌血症が生じる。

歯周病と根面齲蝕
→「歯周病患者の根面齲蝕リスクが高い理由
→根面被覆は知覚過敏や根面齲蝕の発生を防ぐことができるのか？
→根面齲蝕の好発部位