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堀克昌

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堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

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コラム

肝がんを引き起こす腸内細菌がいる?!

2019年12月16日

テーマ:

コラムカテゴリ:医療・病院

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大腸活のすすめ (松井輝明)という本を読みました。

・硬い便を出そうとすると血圧の変動がある。
実は排便時の脳卒中は少なくない。

・小腸は病気にかかりにくく、強い臓器。
大腸がんに比べると小腸がんは非常に少なく、がん全体の0.5%以下にとどまる。
全身の7割は腸で作られる。
免疫の主な担い手は小腸。
その先の大腸にいくと、パイエル板はない。
そしてパイエル板は小腸の中でも大腸の入り口近くなるにつれ多くなる。

・興味深いことに、同じ大腸の中でも、上部と下部では血液につながるルートが異なる。
小腸の近くからS状結腸の上の方までは、腸壁のバリアをすり抜けると静脈に入り、門脈という血管を経て肝臓に至る。
肝臓ではある程度の毒素は無毒化される。
ところが、大腸の下部、直腸あたりの血流は、門脈に流入せず別の血管を通り、肝臓に入らないで全身に広がる。
そのため、肝臓で解毒されることなく、そのまま全身に回ってしまう。
腸内フローラが乱れていると、粘液のバリア機能も不十分になってしまう。

・肝がんを引き起こす腸内細菌もある。
クロストリジウム・アリアケという細菌で、デブ菌に属するファーミキューテスに属する。

・乳酸菌は主に小腸に棲み、ビフィズス菌は主に大腸に棲んでいる。
乳酸菌は通性嫌気性菌で、ビフィズス菌は変性嫌気性菌。
大腸内でのビフィズス菌と乳酸菌の割合はビフィズス菌が99.9%と圧倒的。

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