今年もありがとうございました
小さい頃のことを思い出したが、大阪城の堀には3メートルあるライギョ(魚の種類。タイワンドジョウ)がいて、「見た」という話があった。
ライギョは大きくなると1メートルくらいにはなるので、もちろん誰かが大げさな話を作り出したのであるが、小学生の頃は何人もが「見た」というと、見てもいないのに「俺も見た」となるので、私も見てもいないのに「見た」ことになっていた。
そんなライギョが本当にいたら川口宏探検隊が探しにきたであろうが、残念ながらそんな番組はなかった。
堀の上の方から見ていると(大阪城の堀は物凄く高いところがある)、小魚が群れているのが大きい魚に見えないこともないので、それを言っていたのかもしれない。
ただ、父親によると、父親の故郷の和歌山の日高川という川では淵に魚を突きにもぐると、たまに畳一枚はありそうな鯉が潜んでいることがあったというので(水中では魚は大きく見えるのでこれもまた怪しいのであるが)、3メートルは大げさかもしれないが、かなり大きいライギョはいたのかもしれないなとも思うのである。



