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コラム

試験の3鉄則

2017年8月23日

テーマ:受験に向けて

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

京進HPにS1 information 8月が掲載されています。内容は「小学生・中学生のための学習アドバイス」です。
その中に■試験の3鉄則■というコーナーで次の事が書いてあります。
①丁寧な字を書きましょう。
他人(採点す人)から見た時にきちんと読める字を書きましょう。
②見直し時間を作りましょう。
計算問題など、確実に得点する必要のある問題や、誤字脱字などのチェックをする時間を作りましょう。
③最後まであきらめず解答しましょう。
わからない・自信がない問題でも出来るだけ解答欄を空欄にしないようにしましょう。

今回のコラムでは、上の事を補足しながら、得点力を上げる方法についてお話したいと思います。
①丁寧な字を書きましょう
美しい時や上手な字を書こうと頑張る必要はありません。テストではとにかく読みやすい字を書いてください。同時に、作文や小論文では分かりやすい文章を書く事を意識すると良いでしょう。
例えば「夏休みに家族で山に行ったのですが、登っていくと高山植物があって、花が咲いているものもあったので、それを写真にとって家で植物図鑑でその名前を調べました」という文章を「夏休みに家族で山に行きました。登っていくと高山植物があり、花が咲いているものもありました。花が咲いている高山植物を写真にとりました。家に帰ってから写真にとった高山植物の名前を植物図鑑で調べました」に変えると分かりやすくなります。一文を短くして、「その」「あの」などは多用しない方が分かりやすく、減点が減るでしょう。
テストは紙を通した面接だと思っていただくと良いでしょう。乱雑な字や分かりにくい文章は、面接時に態度が悪く面接官の質問に対して分かりにくい返答をしているのと同じです。読みやすい字で分かりやすい文章を書いて得点力を上げて頂きたいと思います。
②見直し時間を作りましょう。
見直しで最も見つけやすいのは誤字脱字です。誤字脱字は減点対象になりますので、見直し時に気をつけて頂ければと思います。
計算問題では、難しい計算問題は緊張感をもって計算しているので、案外、ケアレスミスは少ないようです。それより、何でもない簡単な計算でミスをしていないかどうか、見直しをしておきましょう。
数学の難問を解いて、途中式も途中計算も全て正解していて、最後の答えを出す段階の「5+7」の計算を「13」として×になった生徒もいます。実際にあった事です。ちょっとした足し算や引き算などでケアレスミスをしていないか?見直しておきましょう。
③最後まであきらめず解答しましょう。
「自信がない問題は答えるべきではない」と思って、空欄にして答案用紙を提出する生徒がいます。「この答は○○(←正解!)だと思ったけど、自信がなかったから書かなかった」と真顔で言う生徒もいます。もったいないと思います。
空欄というは「全く分かりません」もしくは「答える意思がありません」という事になります。自信がなくても、解答欄は埋めるようにしましょう。

京進HP

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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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