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幼児教育~お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ

2013年4月26日 公開 / 2019年3月14日更新

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

前回は、「小学校受験のメリット」という内容でお話しましたが、
今回は、「小学校受験の準備について、また、小学校受験のデメリット」
という内容でお話したいと思います。

前回のコラムで、小学校受験は「ペーパーテスト」「運動」「製作」
「行動観察」「面接」がある事と、小学校受験で重要視される事が
「勉強する姿勢が出来ているかどうか」である事をお話したと思います。
今回は、小学校受験について、もう少し突っ込んでお話したいと思います。

「勉強する姿勢が出来ているかどうか」、具体的には「先生の話がちゃんと
聞く事が出来るかどうか」「挨拶はしっかり出来るかどうか」「集団行動出来るかどうか」
「友人と仲良く出来るかどうか」「身の周りのことが自分でできるかどうか」
という事につきましては、それに向かっての教室での練習も必要ですが、
何よりご家庭での親子関係が大きく関わってきます。
まず大切な事は、お父様・お母様が「これは大切なことだよ」
と言ってお話されたことを「はい」と聞く事が出来るかどうかです。
「はい」と聞くことのできる子どもは、小学校受験への勉強においても、
先生の話をしっかり聞くことができるはずです。
そして、基本になるのは、親との関わりの中で、親から「愛されている」という
安心感・信頼感を持っている事だと思います。
親から「愛されている」という安心感・信頼感を持っている子どもは、
心を外に向かって開く事が出来ます。
心を外に向かって開く事が出来れば、新しい事にチャレンジする事も、
友人達と仲良くする事も出来るようになります。
それが「勉強する姿勢が出来ている」事に繋がっていきます。
その姿勢が小学校受験の土台になります。
「勉強する姿勢が出来ている」という事は、小学校受験をする、しないに関わらず、
小学校進学の前に準備しておくべき事なのかも知れません。

では、小学校受験のデメリットはどのような事でしょう。
デメリットは、このような姿勢を大切にすることなく、
「ペーパーテストや製作課題の準備だ」とばかりに知識や答を詰め込むことから
発生します。幼いお子様に「詰め込み教育」をする事で、子どもが「指示待ち」になり、
自発的に興味、関心を持てなくなり、「正解を意識しすぎるために、
物事に挑戦できない子ども」になってしまう場合があります。
小学校受験への勉強のやり方を間違えたために、小学校に進学する前に
勉強が嫌いになってしまう場合もあります。注意して頂きたいと思います。

では、子ども達が生き生きと目を輝かせながら小学校受験に向かい、
合格していただくためには、具体的にどのような取り組みが必要でしょうか。

次回は、5月10日(金)に、京進 幼児教育「ぷれわん」の
取り組みをご紹介しながら、この課題克服についてお話したいと思います。


<お知らせ>
①京進からのお知らせ
京進ぴれわんHP

②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。

(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております






この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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