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幼児教育~お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ~第3回

2013年5月10日 公開 / 2019年3月14日更新

テーマ:小学校受験

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

前回は、「小学校受験の準備について、また、小学校受験のデメリット」
という内容でお話しましたが、今回は、京進 幼児教育「ぷれわん」の
取り組みをご紹介したいと思います。

前回、前々回のコラムで、小学校受験は「ペーパーテスト」「運動」
「製作」「行動観察」「面接」がある事と、小学校受験で重要視される事が
「勉強する姿勢が出来ているかどうか」具体的には
「先生の話がちゃんと聞く事が出来るかどうか」「挨拶はしっかり出来るかどうか」
「集団行動出来るかどうか」「友人と仲良く出来るかどうか」
「身の周りのことが自分でできるかどうか」という事であり、
それには教室の指導とともに、ご家庭での親子関係が大きく関わることをお話しました。

では、子ども達が生き生きと目を輝かせながら小学校受験に向かい、
合格していただくためにはどのような指導が必要でしょうか。
今回から3回にわたって、京進 幼児教育「ぷれわん」で実際に
子ども達を指導している担当者から聞き取ったことを元に、お話したいと思います。

1.子ども達に「学ぶ事の楽しみ」を知ってもらう
ちっとも興味がわかず、楽しくない事を説明している先生の授業を受けて、
子ども達に「勉強する姿勢」が出来るでしょうか?答えは「否」だと思います。
小学校受験に必要な事は家で親が教えて塾は確認するだけという塾もありますが、
「ぷれわん」では小学校受験に必要な事は「ぷれわん」の教室で小学校受験の
プロが教えます。
宿題は「ぷれわん」で習った事の復習になる内容の宿題を出します。
そのような「ぷれわん」の授業で大切にしている事は、
「学ぶ事を楽しめる子ども」に育っていただくことです。
では、「学ぶ事を楽しめる子ども」に育っていただくための指導とはどのようなものでしょう。

<体験から学ぼう>
(1)具体から抽象へ
小学校受験では「かけ算、わり算」などの抽象的概念を使って解く問題も出題されます。
たとえは「はこが2つあって、はこのなかに3つずつ、りんごをいれます。
りんごはぜんぶでいくついれましたか?」というような問題です。
こうした問題を正解するために「3×2=6」などの問題をプリントで教え、
覚えさせ、間違えると叱る、というやり方では子ども達は、
間違いを恐れて萎縮するようになります。
大切な事は、体験を通じて「具体から抽象」へと進むための橋渡しをしてあげる事です。
「ぷれわん」では、子ども達に粘土で3色団子作りを体験してもらいます。
子ども達は大喜びで団子作りを始めます。団子が3個ついている串が2本あれば、
団子は全部でいくつあるかな?というような具体的で楽しい体験から、
「3個の串が2本で6個だ」→3が2つで6、という抽象的な概念が理解できるようになります。
このような具体から抽象への道筋を何度もたどる事が子ども達の理解を深め、
「勉強する姿勢」を育みます。

次回は、5月17日(金)に、「<体験から学ぼう> (2)直感から論理へ」についてお話したいと思います。


<お知らせ>
①京進からのお知らせ
ぷれわんHP

②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。

(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております







この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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