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幼児教育~お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ

2013年4月19日 公開 / 2019年3月14日更新

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

前回は、「最近の相談内容より」という内容でお話しましたが、
今回は、「幼児教育~お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ」
という内容でお話したいと思います。

先日、小学校受験に関するご相談を受ける機会がありました。
「子どもに小学校受験をさせようか迷っています。
小学校受験のメリットやデメリット、また、小学校受験に必要な準備は何かありますか?」
とのご相談でした。

今回は、小学校受験のメリットについてお話したいと思います。
<小学校受験のメリット>
■大学までそのまま進学できるから!?
小学校受験には大きく分けて、2つのタイプがあります。
同志社小学校や立命館小学校などの場合、小学校に合格すると
基本的にそのまま中学・高校・大学まで進む事が出来ます。
もちろん、外部受験をされる方もいらっしゃいますが、そのまま
中学・高校・大学へ進学できるという事は一つのメリットになると思います。
一方、京女小学校やノートルダム小学校、聖母小学校などの場合、
女子生徒は内部進学できますが、男子生徒は中学から外部に出なければなりません。
それでも小学校受験をされるのは何故か、という事です。

■設備だけでない「よい環境」で学習できる!?
これは、小学校受験の準備にも関わってくるのですが、
一言で申し上げると、良い環境で学ぶ事が出来る、という事です。
もちろん、公立小学校の環境が劣っている、という事ではありませんが、
小学校受験の入学テストでは、「勉強する姿勢が出来ているかどうか」が審査されます。
小学校受験は「ペーパーテスト」「運動」「製作」「行動観察」「面接」がありますので、
「勉強する姿勢が出来ているかどうか」だけが合格の要件ではありませんが、
「勉強する姿勢が出来ているかどうか」という事は非常に重要視されます。
具体的には「先生の話がちゃんと聞くことが出来るかどうか」
「挨拶はしっかり出来るかどうか」「集団行動が出来るかどうか」「
友人と仲良く出来るかどうか」「身の周りのことが自分でできるかどうか」
という事です。そのような事が出来ている生徒が合格していると考えていただいて良いと思います。
つまり、授業中に立ち歩く、授業妨害をする、など学級崩壊に繋がりかねない行動はまず、
発生しないと考えていただいて良いでしょう。
そのような環境で勉強するわけですから、集中して勉強できます。
また、ハイレベルの内容を勉強する事も可能です。
小学校受験をして私立小学校に通った生徒達が外部の中学を受験した場合、
非常にハイレベルな私立中学に合格される方が多いのはこういう理由があるからです。


次回は、4月26日(金)に、小学校受験の準備について、また、小学校受験のデメリットについてお話したいと思います。

<お知らせ>
①京進からのお知らせ
京進ぷれわんHP

②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。

(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております





この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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