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コラム

マンションライフを快適に137

2024年2月5日

テーマ:マンションライフを快適に

コラムカテゴリ:住宅・建物

今回は、屋外消火栓から進めて行きます。

屋外消火栓
共用廊下には屋内消火栓が設置されいます。それを見る機会は、そこそこありますが、室外消火栓を見られた方は少ないと思います。
消防隊員が到着するまでに、自衛で防御する為(室内消火栓と同じ)に使用する水栓です。

屋外消火栓の設置にも基準があり、1階2階(2階が地上より5メートル以内であれば1の建物となる)の建物㎡合計が、防火地域内では9,000㎡以上、準防火地域内では6,000㎡以上、その他の建築物では3,000㎡以上、地下があれば地下の面積が150㎡、無窓階があれば無窓階が300㎡、4階以上の場合は4階以上の階面積が450㎡となり、建物が建つ地域の都市計画地域・建物の大きさにより設置基準がかわります。

1階2階の火災に対して、近隣に燃え移らない様に使用されたりする消火設備(消防隊が来るまでの初期消火)となります。
万が一の場合、「誰がどの様に使うか。」を確認しなければいけません。
火災は、いつ何時発生するかわかりません。使う人物を決めると、いたってその人物がいない時に起こる事があります。
また、風邪を引いたり、入院する場合もあるので、全員が使用出来る様になる事は大変有効です。

屋外消火栓も屋内消火栓同様に、一人で使用出来るタイプ、二人以上で使用出来るタイプとあります。
屋外の方が、ホースの長さが40m以上で、室内は、25m以内(易操作1号・2号の場合は15m以内)となり、室内消火栓よりも長いです。

まず、屋外消火栓が何処についているかの把握から初めて下さい。
消火栓を確認するれば、誰が使うかとなりますが、基本すべての住民が使用できる様になっていれば問題ないのですが、なかなか難しいかもしれません。
やはり、消防訓練等で、設置の有無の確認から始まり、有ればどの様に使用するか、また全員が使用出来るのかの把握は必要です。
また、理事とは違い、各階に防災担当を設置しする事も、一つの案ではあります。
万が一の場合、みんなで協力し合う体制も大切です。

次回は、消火栓から進めて行きます。

この記事を書いたプロ

宮崎英人

管理運営サポートで快適な暮らしを守るマンション管理のプロ

宮崎英人(株式会社スナグル)

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