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コラム
許す そして forgive
2021年4月6日
「『許すことはできるが、忘れることはできない』
というのは、結局
『許すことができない』というのと同じことだ。」
ヘンリー・ウォード・ピッチャー
夫婦カウンセリングの現場では
毎日のように繰り広げられる
夫婦のドラマがあります。
そしてそのドラマの中での1つのテーマに
「許す」ということがあります。
たくさんの人が
「許すこと」に葛藤し、悩み、苦しんでいます。
ある夫は妻に
いつまでたっても許してもらえないことで
「いくら謝っても結局許してくれないんだよね。」と訴え、
妻はその訴えに対して
いつまでも許せない自分を
夫に責められた感じを抱いてしまい
再び苦しみの沼に落とされた気がした
という悲しいすれ違いの二人がいました。
またある人は
自分の犯した過ちの深さに
懺悔と嫌悪感を抱く中で
一生罪悪感と共に生きていくことに
自分が絶望してしまっている
と話していました。
「許す」つまりforgiveは
~のために与えるということになります。
あなたのために与えることが
許す意味だとすると
何を与えるということなのか...
あなたに与えることで
私に返ってくることは何なのか。
それは、もしかして
「自由」なのかも...。
「許す」ことは、つまり
「許すことで解放され、自分が自由になる」
ということなのかなと...
私なりの答えが
今日は1つ
心の中に生まれました。
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