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飯間由季

現役ダンサーとして本物のバレエを子どもに教えるプロ

飯間由季(いいまゆき) / ダンサー・振付家

クラシックダンスクラス ユキ

コラム

美しく見せるクラシックバレエの踊り方のコツ

2015年7月25日

テーマ:バレエの基礎知識

コラムカテゴリ:スクール・習い事

バレエを始めたら憧れるポアントは全身を使って優雅に

ポアントとはかかとを上げ、爪先で立つことです。トゥシューズのことをさす場合もあります。トゥシューズはバレエを始めたら誰もが憧れますよね。

トゥシューズを履ける筋肉ができて先生の許可が下りたら、トゥシューズを履いてポアントで立つ練習から始まります。少しずつポアントで動くことに慣れるように段階を踏んでいきます。足だけで立とうとせず全身で立つことを意識します。

つむじから爪先までが一直線に上に引っ張られているような意識で床をしっかりおします。その時に体重が爪先の前にかかりすぎるとお尻が突き出て前に傾いてしまいます。

逆に、体重が後にかかると背中が反ってしまい、膝が曲がってしまいます。膝が曲がるといくらバランスがとれていてもキレイには見えません。

トゥシューズだけで立つのではなく、身体全体を意識して優雅なポアントが踊りで魅せる基本になります。

顔の回転と身体の回転は別にしてキレイなターンを決める

ピルエット・アン・ドゥオールやピケターン、ピケスートゥニュなど美しいターンはバレエの見せ場でもあります。
ですが、連続でターンする場合に目が回ってバランスを崩してしまうことがあるのですが、その原因は身体と一緒に顔も回っているからです。

連続ターンのコツはターンする前に見る場所を一箇所決めます。そしてターンをするときに顔だけ残して身体をターンさせます。
そうすると顔だけが残るので首がねじれる限界になったときにクルッと素早く顔を回転させます。これを顔の付け方と呼びます。

ポイントは首にあまり力を入れず、水平に動かすこと。回転しているときにいろんな所に視線が動くと目が回るので、決めた場所だけを目指して見るように心がけるときれいな顔の付け方のターンができるようになります。

目線は常に上。腕を上げるときは中指から動かす

バレエは何度も書いていますが、全身を上へ引き上げるのが基本ですね。ですから、目線は常に上に向けましょう。振り付けで下を向く場合は別ですが、ステップに気をとられて足元を見ていては魅せる踊りにはなりません。

また、腕を上げるときは中指が引っ張られているようなイメージで指先から上げます。中指は手のひら側に1センチほど押し出し、すべての指が曲がらないように気をつけてください。

手首や肘も曲げません。中指から遠くに引っ張られて腕がついていくような感じです。腕の動かし方によって優雅さや感情を表現できるようになります。

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