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飯間由季

現役ダンサーとして本物のバレエを子どもに教えるプロ

飯間由季(いいまゆき) / ダンサー・振付家

クラシックダンスクラス ユキ

コラム

バレエレッスンでよく使われる基礎用語は動きと合わせて覚えることが大切

2015年7月27日

テーマ:バレエの基礎知識

コラムカテゴリ:スクール・習い事

バレエはフランス語中心。基礎用語を覚えておくのも上達の近道

バレエに関する用語はほとんどがフランス語です。

レッスンを重ねていくと自然に慣れていくものですが、最初の頃は聞き慣れない言葉のためヒアリングしにくい場合もあります。何を言っているのか理解が遅れると動きが遅くなってしまうこともあります。

レッスン前に基礎用語を頭に入れておくことに損はありません。まず、レッスンでよく使われる基礎用語のうち、よく使われる足の状態について4つあります。

「ア・テール」は地面にという意味で、かかとや指全体を床につけます。

「ドゥミ・ポアント」の「ドゥミ」は半分の、ポアントは先端という意味で、指の裏を床につけ、かかとをできるだけ高く上げることです。

「ポアント」は土踏まずを引き上げて、甲から爪先までを伸ばす状態のことです。

「フレックス」は曲げるという意味でかかとを前に突き出して、爪先を手前に引き寄せることをいいます。

腕のポジションは手の動きで覚えるのがコツ

腕のポジションは4つあります。

「アン・バー」は下にという意味で、両腕を下ろして体の前で細長い楕円を作るように肘と手首を軽く曲げます。

「アン・ナヴァン」は前にという意味で、アン・バーの楕円をみぞおちあたりまで持ちあげます。

「アン・オー」は上にという意味です。アン・バーで作った楕円を上に上げ、指先がおでこの斜め前にくるように上げます。

「ア・ラ・スゴンド」は第2ポジションにという意味で、アン・ナヴァンの腕を左右に開きます。
腕が身体よりも後にいかないように気をつけ、肩があがったり、肘が下がったりしないようにします。このように腕のポジションは連動した手の動きで覚えるのがコツです。

よく使われる動きの基礎用語

さまざまな動きの基礎用語をご紹介します。

「パ」はバレエのひとつひとつの動きのことで、英語ではステップになります。

「タンデュ」は足の指で床をすりながら、足を前、横、後に出して、膝から爪先をピンと張ること。

「ルルヴェ」はかかとを上げ、爪先で立つこと。

「アダージオ」はゆっくりという意味。空中に上げた足をキープしたり、バランスを取ったりしながら優雅な動きを身につけていくことです。

「パッセ」は片脚の膝を曲げて、その爪先がもう一方の軸足の上を通過するように動かす時などに使います。

「ピケ」は片脚で床を押し、もう一方の足の爪先を床に下ろしてポアントまたはドゥミ・ポアントで立つことです。

「プリエ」は足を外側に向けて、膝を曲げる動き。

「ドゥミ・プリエ」は両脚を付け根からアン・ドゥオールして立ち、かかとを床につけておけるギリギリのところまで膝を曲げた状態。

「グラン・プリエ」はドゥミ・プリエからさらに膝を深く曲げた状態です。

「アティチュード」は片脚で立ち、もう片方の足を上げて膝を曲げるポーズ。

「ロン・ド・ジャンブ・アン・レール」は足を上げ、真っ直ぐに伸ばしたまま、爪先で空中に弧や半円を描く動きです。

「アラベスク」は片方の足で立ち、もう一方の足を後に伸ばすポーズで上げる足と腕を伸ばす方向によって4種類あります。

それぞれの動きと連動して覚えるのがコツです。

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