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笠原友子

栄養と漢方で糖尿病を健康に導くプロ

笠原友子(かさはらともこ)

笠原健招堂薬局(有限会社笠原)

コラム

血糖コントロールは肝臓の役割~肝臓に休息と栄養を!

肝臓に休息と栄養を!

2016年9月1日 / 2018年9月16日更新

肝臓に休息と栄養を!の3回目です。
前回は、酒で低血糖になってシメのラーメンが欲しくなるのは、脳が関係していると言う話しでした。
血糖コントロールと言うとインスリンが関係していると思うのは正解ではありますが、他にも関係している所があります
今回のお話は、前回にも少しあったように、肝臓が血糖コントロールに関係していると言うお話です。

 食事をすると、肝臓は食品からとった糖質をストックしますが、その際、肝臓の重量が1割ほど増える事もあります。食事からとった糖分の、約38%~50%が肝臓にストックされ、残りが心臓を通って全身の細胞に運ばれていきます。
 このストックによって、ご飯を食べない時間帯の血糖(空腹時血糖)を維持していますが、年をとって肝機能が弱くなったり、お酒や薬で肝臓が弱ったり、さらには脂肪肝で貯蔵場所が少なくなり、タバコやストレスで血管が収縮してしまうと、肝臓の貯蔵糖のストック能力は落ちてきます。

肝臓の赤黒い色は血管を流れる血液の色ですからね。ストックが切れると簡単に低血糖を起こしやすく、肝臓の血糖コントロール機能は低下します。そのために高血糖と低血糖を繰り返すことになるのです。

 ちなみに食事をとったあと、ストックできなかった分のブドウ糖は、食後高血糖という形になって現われます。
これを、ダムを例にご説明しましょう。

 元気な方の肝臓は、貯水能力が大きいダムを想像してください。血液中のブドウ糖の大きなストック機能があります。ダムが大きいと、必要に応じて少量ずつ放水できるので、下流の川は干上がることはありません。
空腹時でも、低血糖を起こさず血糖コントロールできます。

 一方ストック機能が十分に果たせない方の肝臓は、小さな砂防ダムのようなものです。大量に雨が降ると一気に決壊してあふれ出します。食事のあとの血糖もストックできずに急激にあふれ出し、その結果、食後高血糖になってしまうのです。

 正常に肝臓がストック機能を果たしてくれていれば、食後2時間もたつと血糖値は落ち着いてきます。糖尿病の診断が下っていなくても、「食後2時間血糖値」が高くなっていれば、要注意です。

 この肝臓ダムのブドウ糖貯蔵能力は、加齢だけではなく生活習慣によっても左右されまず。間食の多い生活、お腹が空かない状態で次の食事を口にする生活習慣は、肝臓のブドウ糖貯蔵能力を小さくしてしまうのです。

皆さんの肝臓の貯糖能力はどんなですか?
ひき出しの中の小さなスイーツ、ちょこちょこ食いが貯糖能力を小さくしてしまっていませんか?

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