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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

食器棚の入らないL型キッチンをどうする?

2013年10月13日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 高断熱 購入

コラムカテゴリ:住宅・建物



【サンヴェール須磨妙法寺の代表的なキッチン】

最近は少なくなりましたが、25年くらい前の70㎡までのマンションの間取りには、間口の狭いタイプが多く、そのしわ寄せがリビングやキッチンに影響しているのが少なくありません。
私の自宅、第1号モデルルームであるサンヴェール須磨妙法寺もそのひとつでした。
間取り図⇒http://used.realestate.yahoo.co.jp/bin/cdetail?rps=4&pf=28&md=area&sap=1&geo=28107&code=a1009025904atho

ダイニング側に対面カウンター、キッチン側にシンクなのですが、この幅が1900㎜までしかありません。
キッチン側には冷蔵庫スペースはありますが、通路を除くと900㎜弱の壁における家具の寸法はせいぜい350㎜が限度です。折れ曲がっていますからね。

従って、食器棚はダイニングに出して電子レンジはキッチン天板中央に置かなければならないのです。


【当社サンヴェール須磨妙法寺モデルルームのキッチン】

キッチンの背面から廊下までをひとつの空間にして細かく寸法を追い掛けました。
廊下側を正面と見立てた対面にしました。I型なのでW=2400㎜、フラット天板にしたので奥行きは650㎜を確保しました。二人でキッチンに立つことを想定して動線にゆとりを持たせたかったので、手前の食器棚はD=250㎜とし、奥の動線に影響のない所に大皿や少し大きめの食器などを置くスペースを確保しました。これで流し台の内側で全てのモノが収まりました。


【工事中のI様邸のキッチン】

I様邸は当社モデルルームよりも一部屋大きい間取りだった関係で、LDKが少し狭くなっていました。
ガス・水道・排水管を隣の浴室ユニットの下に上手く収めて、リビング側に極力流し台が寄らないように腐心しました。W=2400、D=600の壁付け型(キッチン本体が安価です)を採用、廊下側を大工さんに腰壁で納めて貰いました。これでなんとかキッチン内にモノが収まります。

新築マンション時点で、キッチンの使い勝手がよい場合は、そのままの位置で最新型に交換すれば収納量など大きく改善することができます。費用もさほどかかりませんね。
中古マンションを買われる方はマイホームが初めての方が多いので、購入前に細かい所までチェックできません。それに立地が優先される場合、迷っているうちに他で売れてしまうこともあります。

当社には横尾モデルルーム、サンヴェールモデルルーム、アルテピアモデルルームの3つがあります。
妙法寺駅周辺で中古マンションをこれから探そうと考えている方にはとても参考になると思いますよ。

モデルルームをご覧になりたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

予め詳細を知りたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

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