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清武修一(きよたけしゅういち) / 一級建築士

株式会社清武建設(清武一級建築士事務所)

コラム

清武建設・瓦葺きの家・福岡市アトリエ工務店

2021年2月7日 公開 / 2021年5月19日更新

テーマ:無垢材・木の家 福岡市 清武建設

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 腰痛 対処バリアフリー 住宅アレルギー対策

【瓦屋根の家・施工事例】

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【屋根下地について】

清武建設で設計施工をおこなう住宅の場合、瓦屋根の下地材は、下記写真のように「杉板」を使用しています。
しかし、世間一般の住宅の場合、 90% 以上が「合板」になってしまいました。

「合板」は、施工が早い(職人の人件費が少なくて済む)というメリットがありますが、経年劣化も早いというデメリットがあります。

清武建設では外壁内部より屋根垂木を通り、空気を循環させ、結露が発生しにくい家づくりをおこなっていますが、特に屋根下の空間は、冬の寒さで、結露が発生する事を前提に考える必要があります。

また、夏の暑さでは、屋根下の空間は高温になり蒸される事を前提に考える必要があります。

雨漏りが無くとも、それらが原因の経年劣化で、特に合板の場合は、強度が減衰し、耐用年数は短期間になる場合があると考えられます。

また、シックハウスの観点からも、杉板を採用しています。
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【屋根瓦について】

杉板(上記写真)の上にアスファルト塗料を塗ったゴム素材シートを貼り、横断する木材(桟木)を取り付けました。(下記写真)
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昔からある『和瓦』は、軒瓦(屋根の一番手前の軒先近くにある瓦で横(水平)に一列程度のみを釘止めしましたが、弊社で採用し、当物件でも取付する『防災陶器瓦』は、下記写真の横断する木材(桟木)に引っ掛けるように並べ、全ての瓦を一枚一枚、釘止めする仕様になっています。

『瓦』という素材は、陶器であり、永久的に塗装する必要がありません。当然、建物の上が重いと揺れやすくなりますが、荷重の重い瓦屋根の場合と、軽い金属屋根、軽いスレート屋根、等々と比較すると、建築基準法上における『耐力壁計算』の内容に大きな違いがあります。

重い屋根(瓦)の場合は、その荷重に対応した『耐力壁計算』になり、揺れにくくするために『耐力壁量』が増えます。従って構造的に強固になります。 
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