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コラム

時計のカレンダー~カレンダー修正禁止時間帯

2015年3月17日

テーマ:時計の取り扱い方

コラムカテゴリ:くらし



日付まで自動調整をしてくれる電波時計には関係ないお話ですが
カレンダー付きの時計の場合
時計をしばらく使わなかった時や
短い月(2月4月6月9月11月)の翌日はカレンダー修正が必要になります

日付送り機能がある時計で日付送りする場合
21時~翌3時の間を避けるのが一般的です
(現実の時間ではなく その時計が指している時間です)
この時間帯は日付送り用の歯車が噛み合っている状態なので
無理に日付を送ってしまうと歯車を傷めてしまいます

機械によって歯車が噛み合う時間帯はばらばらです
それぞれの時計の説明書の内容を確認するのが良いのでしょうが
複数の時計をお持ちの場合はそれを覚えるのも大変です
余裕を持って、「日付送り修正は6時~9時の間にする」というのも良いかもしれません

カレンダー修正時間帯にカレンダー調整をしたからといって
1回で壊れることはありませんが
ちょっとした気遣いが時計を長持ちさせる秘訣です

この記事を書いたプロ

衞藤憲太郎

時計修理、修復とビフォーケアのプロ

衞藤憲太郎(株式会社ハナブサ)

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