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衞藤憲太郎

時計修理、修復とビフォーケアのプロ

衞藤憲太郎(えとうけんたろう)

株式会社ハナブサ

コラム

防水時計の防水性はいつまでも続くわけではありません

時計の取り扱い方

2015年3月14日 / 2015年3月18日更新


防水機能を過信しないで

防水性の優れた時計のメンテナンスの場合
防水性を過信したご使用方法によって
機械内部に湿気が入ってしまい
機械に悪影響を与えてしまう事が多くあります

防水表示はあくまでも静止した状態での計測値です
これに動きが加わると時計には何十倍もの水圧がかかることになります
表記されている防水性は工場出荷時のものです
ご使用状況や経年によって防水性は低下していきます
たとえば 時計ケース本体の劣化(サビ・腐食等)により
本来の防水性が損なわれることがあります

防水時計ご使用上の注意

下記の点にご注意のうえご使用ください

・リュウズは常に押し込んだ状態(通常位置)でご使用ください
リュウズがネジロック式のものであれば、しっかり締め込まれているか確認してください

・水中あるいは水分のついたままリュウズやボタンの操作をしないでください
時計内部に水分が入り防水不良となる場合があります

・リュウズ・ボタン及び裏蓋廻りのゴミ・汚れは防水性低下の原因となります
毛細管現象によってゴミをつたって浸水する場合があります

・入浴やサウナでのご使用は避けてください
防水性の低い時計はもちろん、防水性の高い時計であっても蒸気や石鹸
温泉の成分が防水性能(パッキン、ガラス接着等)の劣化を早めてしまいます

潜水等を生業としていらっしゃる方は
3ヶ月に1度 防水検査をされていると聞いたことがあります
防水時計の防水性は定期的なメンテナンスあってこそなのです

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衞藤憲太郎

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